これ1台で何でも撮れる最強一眼レフ、ニコン「D850」(2/4 ページ)
ニコンの「D850」である。高画素機でありながら連写速度も上げてきて、その気になれば1台で何でも撮れる最強の一眼レフだ。
F8まで絞ってISO4500で手持ちで撮影。
連写速度はAF追従で約7コマ/秒。フラッグシップ機に比べると少ないがあちらは2000万画素クラス。こちらは4575万画素の高画素でこのスピードで連写できるのだからすごい。さらに、別途パワーバッテリーパック(MB-D18)を装着すると約9コマ/秒まで上げられる。
もちろんAFは高速で、グループAFや3DトラッキングAFも装備。
こちらは3DトラッキングAFで撮影したロマンスカーと急行(だったかな?)。急行の方をトラッキングAFで連写してたら後ろからロマンスカーが来たというアレなのでフォーカスは右の急行にあっちゃってるけどそこはご勘弁。
つまり基本性能が高いのである。それがD850だ。
さらに細かいところ。
以前からニコンの一眼レフは「クロップ」機能を持っている。DX(APS-Cサイズ)相当にクロップして撮影できる(元は35mmフルサイズのカメラにAPS-Cサイズ一眼レフ専用レンズを装着したとき、それに合わせたサイズの撮影をするためつけられた機能)ほか、スクエアサイズでの撮影も可能だ。全部で5種類のサイズがある。
元々4500万画素以上あるので、DXにしても約2000万画素分のサイズがあり、十二分に使える。
もう1つ、AWBもちょっと変わった。ホワイトバランスのオートがなんと4パターンに増えたのである。
オート0、1、2に、自然光オートが追加されたのだ。
ややこしすぎるやん、と思うわけだが、これ、慣れるとすごく重宝する。
まずは、オート0と自然光オートの違い。
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