ビックカメラがamadana監修のPB商品拡充 2018年中に100アイテムに
ビックカメラは、amadana(アマダナ)監修のオリジナル家電シリーズ「TAG line」(タグライン)を拡充し、寝具や雑貨まで扱う新ブランド「TAG label」(タグレーベル)を立ち上げると発表した。
ビックカメラは12月18日、amadana(アマダナ)監修のオリジナル家電シリーズ「TAG line」(タグライン)を拡充し、寝具や雑貨まで扱う新ブランド「TAG label」(タグレーベル)にリニューアルすると発表した。好調のPB(プライベートブランド)商品と非家電分野をともに強化する狙い。2018年中に100アイテムまで拡充する方針だ。
TAG lineは、必要最小限の機能を持たせ、シンプルなモノトーンカラーでまとめた家電シリーズ。製品にブランド名は表示せず、アパレル会社のようにタグを付けて控えめに主張しているのが特徴となっている。
新しいTAG labelでも基本コンセプトはTAG lineから継承しつつ、家電に限定せず、「生活に利用するあらゆるモノ」を対象とする。既にビックカメラはamadana監修のインナーウェアや自転車、眼鏡、PCを販売しており、これらをオリジナル家電シリーズと統合。さらにスーツケースや寝具など今までは扱っていなかった商品も追加していく。
第1弾として、12月18日にホワイト一色のシンプルな全自動洗濯機を発売。28日にはシンプルモデルながらも裏番組録画に対応(別売のUSB外付けHDDが必要)した32V型液晶テレビを追加する。価格は全自動洗濯機が2万7800円、液晶テレビは3万7800円(いずれも税別)で、カラーはホワイトとブラックの2色を用意する。また2018年1月13日にはスーツケースを発売予定(1万2800円から)。2月以降には寝具(掛け布団、敷き布団、枕)やキッチンタイマー、キッチンプレートと順次商品を拡充する。
ビックカメラが発表した2017年8月期連結決算(16年9月〜17年8月)では、約7900億円の売上のうちPB商品が4.6%を占め、今後も「PB商品の開発強化に取り組む」方針を打ち出していた。同社の特徴である非家電分野も医薬品や日用雑貨、玩具、スポーツ用品などが堅調に伸びると予想している。
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