IrMC【あいあーるえむしー】

【国内記事】 2001年3月5日更新

 IrMC(IrDA Infrared Mobile Communication)は,IrDAの中でも特に携帯電話で使われることを想定して作られた規格である。携帯電話や携帯端末間の個人情報(電話帳・カレンダーなど)を転送する目的に使われるもので,インターネット接続に使わるIrCommとは別のものだ。

 NTTドコモのNM207で採用されたのを皮切りに,今ではIr-Kissという名称でP503iなどにも採用されている。P503iには電話帳データを送受信する機能はあるが,PCからの無線モデムとして使えないのは,IrMCしかサポートしていない理由からだ。ちなみに,P503iとN503iはIrMCのVer.1.1に準拠している。

 IrMCでは,電話番号やスケジュールのデータを,vCardやvCalendarなどの標準的なフォーマットで行なうことになっている。従ってIrMCに準拠した赤外線端子を持つPDAや携帯電話との間で,基本的にはこれらのデータをやり取りできる。

 ただし,アプリケーション側でのデータの整合性が取れない場合,正しいデータが入らなかったり,あるいは通信そのものができない可能性がある。NTTドコモの電話帳データ転送が,同一メーカーの機種同士しかサポートされていないのは,こうした事情があるからだ。

 また,携帯電話にIrCommも搭載されている場合は,PCからのメールの送受信をモデムやケーブルなしで行なうことができる。NM502iはこのタイプだ。

P503iの赤外線通信ポート部分。Palmともデータのやり取りが可能だ NM502i。側面に赤外線通信ポートを備える。IrCOMMにも対応しているため,モデムとして利用できる

[江戸川,ITmedia]

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