MC-CDMA【えむしーしーでぃーえむえー】

【国内記事】 2001年4月2日更新

 第三世代移動体通信(3G,もしくはIMT-2000)では,地上系で5つ,衛星系で6つの方式がITU標準として勧告されている。そのうちの1つがMC-CDMA(MultiCarrier-Code Division Multiple Access)である。

 無線アクセス方式にCDMA方式,送信と受信にそれぞれ異なる周波数を使うFDD方式と,ほぼ同様の仕様でありながら,その使用周波数およびシステムの違いから,DS-CDMAとMC-CDMAに別れているのが,いわゆるW-CDMAとcdma2000である。

 MC-CDMAはマルチキャリアの名のとおり,複数の狭帯域を組み合わせ,見かけ上広帯域として扱う方式で,最初から連続する広帯域を使うDS-CDMAとは違っている。これは利用できる周波数帯域に余裕のない米国事情が生み出したもので,米Qualcommが開発した方式である。

 cdma2000はcdmaOneで使われる1.25MHz幅の帯域を3つ組み合わせることで,W-CDMAと同様に静止時2Mbpsの通信速度を実現することができる。このことから,同じ通信速度の場合,MC-CDMAの帯域幅はDS-CDMAの帯域幅の約半分で済むということにもなる。仮に同じ帯域幅が確保できるとしたら,MC-CDMAはDS-CDMAの約2倍の通信速度を実現できるという報告もされている。

 日本では3Gの規格として,DS-CDMA(ARIB STD-T63 Ver.1.00)とMC-CDMA(ARIB STD-T64 Ver.1.00)の2つが採用されており,KDDIがMC-CDMAによるサービスを行うことが明らかにされている。

(図版:http://www.its.go.jp/ITS/j-html/ST/20000523-1.gifより)

[江戸川,ITmedia]

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