東芝，Bluetoothを用いたユビキタス・ヘッドセットを開発

【国内記事】

2002年1月8日更新

　東芝は1月8日，Bluetoothや音声認識技術などを搭載した「ユビキタス・ヘッドセット」を開発したと発表した。ハンズフリー環境で言葉による機器コントロールや高音質なオーディオ入出力などを可能にしており，“次世代コミュニケーションツール”と位置づけられている。商品化は2002年中の予定。

　このヘッドセットは音声認識エンジンを搭載しており，声をコマンドに変換してPCや身の回りの機器にワイヤレスで送信できる。また，音声を指定された機器に22.05kHzでサンプリングされたデータとして録音可能。

　PCや携帯オーディオ機器から送信される音楽データをワイヤレスで受信する機能も備えており，その際にはBluetoothのAVプロファイル（標準化作業中）に準拠するという。バッテリーとしてリチウムイオン2次電池を採用しており，重量は100グラム以下。

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