"ソフコン2002 3rd Edition featuring l'agenda"
第9回 インストーラ1

開発したソフトをユーザーにどのようにインストールしてもらえばいいだろうか? 方法はいくつか考えられる。

【国内記事】 2002年1月11日更新


インストーラを作成する必要性

 開発したソフトをユーザーにどのようにインストールしてもらえばいいだろうか? 方法はいくつか考えられる。

 1つは,EXEファイルをそのまま配布して,「コンパクトフラッシュのProgram Filesに入れて実行してもらう」という方法だ。これなら配布に手間がかからない。しかしこの場合,ユーザーがコンパクトフラッシュを所有していなければならず,内蔵メモリにEXEファイルを移せないという問題点がある。

 もう1つの方法は,l'agendaのSDKに付属してくるインストーラ作成ツールを使ってセットアップイメージを作成するという方法だ。このファイルをダウンロードして,パソコン上で同梱のSETUP.EXEを実行すると,接続されているl'agendaにインストールできる。 これなら内蔵メモリにもコンパクトフラッシュにもインストールできる。内蔵メモリにインストールした場合には,メニューにも登録される。

インストーラ作成ツールを使う

 セットアップイメージを作成するには,ArchGene.exeというSDK同梱のツールを使うとウイザード形式で簡単に作成できる。

 まず,ArchGene.exeがあるフォルダの配下に,そのアプリケーション用のフォルダを作る。そこにインストールするファイルを格納しておく。また,ArchGene.exeと同じフォルダにあるnative.inaもそのフォルダに入れておかなければならない。

 そして,ArchGeneを起動すると,最初に次のような画面が出る。


 [プログラムの選択]というのは以前に作ったインストーラの設定を選択するので,最初は何も出てこない。新規作成時にはキャンセルを押す。すると以下の画面になる。


 ここでは基本的な情報を入力する。

プロダクト名:会社名を入力する。個人の場合には,自分のブランド名を入力するといいだろう。

プログラム名:プログラムの名前を入力する。

メニュー項目の名称:メニューに出る名前を入力する。

バージョン:バージョンを入力する。なお,インストール時に既に同じアプリケーションがインストールされている場合,このバージョンがより大きい場合にしかインストールしない仕様になっている。バージョンアップしたソフトを配布する場合は,忘れずにここを変更しておこう。

出力ファイル名:作成されるインストールイメージのファイル名を入力する。

ソースフォルダ名:最初に作っておいたインストールするファイルがあるフォルダを参照ボタンを押して選択する。

デバイスの言語:日本語あるいは英語を選択する。

 この続きは次回にお伝えしよう。

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[古原伸介,ITmedia]

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