「A3012CA」のカメラ機能を徹底チェックする(2/3)
前のページ
3種類の撮影メニュー
画像は,撮影前にモードを3種類から選べるようになっている。ファイルサイズなどは以下の通り。
撮影モード | フォーマット | サイズ | 目安のファイルサイズ | 用途 |
ケータイ用JPEG | JPEG | 120×160 | 10Kバイト以下 | JPEG表示可能な携帯にメールで送信できる |
ケータイ用PNG | PNG | 120×160 | 16Kバイト以下 | JPEG表示ができない携帯にメールで送信できる |
PC用VGA | JPG | 20K〜50Kバイト程度 | 480×640 | PCで大きな画像を見ることができる。ケータイ用に変換することも可能 |
撮影時のサブメニュー。セルフタイマー撮影も可能。シャッター音も設定できる。通常はシャッター音と共にシャッターが切られるが,「はいチーズ」「撮りますよ〜」の場合は,音の後にシャッターが切られる。芸が細かい
また,撮影直後に「サブメニュー」を選択し「Eメール送信」を選ぶと,ここでもファイルを変換できる。ファイルサイズなどは以下の通り。
変換 | フォーマット | サイズ | 目安のファイルサイズ | 用途 |
au対応 | JPG | 10Kバイト以下 | 120×160 | JPEG表示可能な携帯にメールで送信できる |
J対応 | JPG | 5Kバイト以下 | 120×160 | J-フォンの写メール端末にメールで送信 |
au C4XX(PNG) | PNG | 120×120 | 12Kバイト程度 | auのC4xxシリーズにメールで送信。120×120ピクセルにトリミングされる。 |
PC用VGA | JPG | 20K〜50Kバイト程度 | 480×640 | PCに大きな画面を送信。撮影前のモード選択で「PC用VGA」を選択したときのみ選択できる |
auの場合,JPEG表示可能な端末は,C3000,C5000,A3000シリーズ,C1002S,C414K,C414KII。J-フォンのパケット対応端末の場合,「au対応」でも受信できる
左からau対応,J対応,au C4xx対応の画像。ファイルサイズはそれぞれ,3.8Kバイト,3.2Kバイト,8.3Kバイト。このときはたまたまか,au対応とJ対応で画質に大きな差は出なかった
フォトとアルバムの2つの保存場所
撮影した画像は,データフォルダの「フォト」フォルダの中に,日付ごとにフォルダ分けして保存される。A3012CAは12.8Mバイトという大容量のデータフォルダが搭載されているが,細かくフォルダ分けされるため,データを探しやすい。
またフォトフォルダとは別に,「アルバム」フォルダが用意されている。こちらはフォトフォルダから自分の好きな画像を移動して,オリジナルのアルバムを作れるというもの。機能的にはフォトフォルダと大きな違いはなく,フォトフォルダが日付で自動的にフォルダが作られるのに対して,オリジナルのフォルダだと思えばいい。
いったん保存された画像には,さまざまな作業が可能だ。主な機能は以下の通りになる。
メニュー名 | 機能 |
登録 | 待ち受け画像,着信時の画像に登録できる。トリミングが可能 |
画像効果 | フレームをあとから設定したり,スタンプやコメント(文字)の追加,ネガ反転やぼかしなどの効果を付けられるカシオのページも参照 |
画像変換 | 画像の回転のほか,「auC4XX」や「J対応」,「VGAをau対応」へ変換できる |
オートプレイ | 画像を順に再生する。ランダム再生も可能。再生の時間間隔も選べる |
Eメール添付 | Eメールへの添付。ただし相手に合わせてあらかじめ変換しておく必要がある |
撮影した画像は日付の付いたフォルダに自動的に仕分けされる。ファイル名は日付+連番。画像の加工などを行うと,さらに現在時刻が付加される
前のページ
| 2/3 | 次のページ
[斎藤健二,ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.