携帯電話出荷台数、10カ月連続マイナス──JEITA出荷台数は相変わらず前年同月比マイナスだが、JEITAは「昨年が好調すぎたことの反動」としている。3月は規模的には史上2番目の水準だった。
電子情報技術産業協会(JEITA)は5月14日、移動電話の3月国内出荷実績を発表した。国内出荷数量は312万7000台で、前年同月比で50.3%と落ち込み幅が拡大、10カ月連続のマイナス成長となった。 ただしJEITAでは「昨年3月に600万台超の過去最高を記録したことの反動」としており、単純に減少が続いているわけではないことを強調。「規模的には史上2番目の水準」(JEITA)としている。
携帯・自動車電話の3月国内出荷数量は297万2000台、前年同月比50.6%。JEITAは低迷の理由として、これまでと同じく、新規加入の頭打ち、ブラウザフォンの需要一巡、国内景気、3G端末の出足の悪さなどを挙げている。
公衆用PHSの3月出荷数量は15万5000台、前年比44.6%と出荷数は13カ月連続のマイナスとなった。
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