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2002年6月4日 05:00 PM 更新
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ソフトバンク・モバイル、携帯電話連動型タクシー広告を開始
ソフトバンク・モバイルは、携帯電話と連動したタクシー広告「モバイルタクシー広告」を6月4日から、首都圏で運行するタクシー1万台でスタートした。
ソフトバンク・モバイルは、携帯電話と連動したタクシー広告「モバイルタクシー広告」を6月4日から、首都圏で運行するタクシー1万台でスタートした。
ネオテクノ(名古屋市)が開発した携帯電話用周辺機器「サイトスティック」を利用する(2001年5月の記事参照)。サイトスティックにはあらかじめ携帯電話向けサイトのURLが記録されており、携帯電話のコネクタに接続することで、URLを入力しなくてもサイトにダイレクトにアクセスできる。接続にかかる時間は30秒以内。
サイトスティック
サイトスティックをタクシー車内に備え付け、乗客に利用してもらうことでサイトに誘導する。従来のタクシー広告とモバイル広告を融合させた広告効果が期待できるという。広告主の企業にとっては、携帯電話向けサイトへバナー広告を出稿するのに比べ、自社サイトに直接誘導できるため効果が高いとしている。
タクシー社内の紙ベースの広告は、通常1台につき月額1700円程度。モバイルタクシー広告は、サイトスティックというハードウェアの代金も含めて3000円弱に抑えた。
広告販売は、ソフトバンク・モバイルが3月に提携したエム・アンド・エムが行う。エム・アンド・エムの現在の年間広告受注売上は約2億円だが、新事業の効果で本年度は約3億円以上に拡大させる。 また、キャンペーンとして広告掲出企業10社まで、エムラボが提供する着信メロディダウンロードサービスを無料で提供する。
ソフトバンク・モバイルでは、「タクシー以外でも移動体と、携帯・サイトスティックの組み合わせは相性がいい。今後もさまざまな移動体にアプローチしていく」(同社ソリューション事業部の金澤里映ディレクター)としている。
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