Mobile:NEWS 2002年6月24日 10:44 AM 更新

「J-N05」の実力をチェック

NEC初の写メール端末としてデビューした「J-N05」。カメラ機能に目がいきがちだが、液晶の高精細化を活かしたインタフェース面の向上も見られる

 6月15日に発売された写メール端末「J-N05」は、NEC製J-フォン端末としては昨年の11月末以来の登場となる。使い勝手を中心に各機能の実力をチェックした。

メニューは6つにジャンル分けされ階層化

 キー配列と各キーに割り当てられた機能は、J-N04と同じ。ファンクションキーと十字キー部分はデザインが一新され、ダイヤルキー部分のバックライトとして設定したイルミネーションが、反映されるようになった。


J-N05のキー配列。J-スカイボタンは長押しでNECのJ-スカイコンテンツサイトへのアクセスが可能。決定ボタンはメモリダイヤルメニューのへアクセスキーを兼ねている。十字キーの上下ボタンでは受話音量の調整ができる。受話音量の調整は、ボディの左についた「表示/シャッター」ボタンと「メモ/調整」ボタンでも行える。

 機能が増えたことに伴い、メニューの見せ方は変更されている。従来機種のJ-N04のメニューでは2つの画面に渡っていた設定項目が、J-N05では6つのジャンルに大別され、そこから細かい設定にアクセスする仕様になった。用意されるジャンルは「各種設定」「モバイルカメラ」「サウンドボックス」「マイメニュー」「スケジュール」「マイデータ」。NEC製端末から乗り換えるユーザーはとまどうかもしれないが、他機種からの乗り換えユーザーの場合は目的の機能にアクセスしやすいだろう。

 メールやWeb、Java、ステーションへのアクセスは従来通りJ-スカイボタンからのアクセスになる。


メニューボタンの第1階層(左)と「各種設定」(左中)「マイデータ」(右中)直下のメニュー。メモリダイヤルの検索機能はJ-N04と代わらず(右)

メモリダイヤル、日本語入力機能は

 メモリダイヤルに登録可能な情報やオプション設定は、J-N04とほぼ同じ。1件のメモリに登録できる電話番号や電子メールアドレスは1件で、オプション設定も着信音、色、着信画像など6種類。1件の登録ごとに着信メロディ、着信時の背面液晶の色、着信画像、メッセージアイコンを設定でき、誰からの電話やメールなのかを音や背面液晶の色で判断できる。着信メロディは曲名の設定のみの対応で、個別の音量設定には対応していない。

 メール機能もJ-N04から特に変化はなく、自動振り分けにも未対応。メール作成は、あらかじめロングメールかスカイメールかを選択してから入力を行う仕様。ただしメール入力後、文章の長さによってスカイメールかロングメールかを選べるようにはなっている。

 文字入力の際の文字種類の切り替えはメールボタンかサブメニューから行う。大文字/小文字の切り替えは発話ボタンの押下で可能だ。英語入力の選択時に「あ」のキーを押すと、「co.jp」「ne.jp」「http://」などの一括入力もできる。

 記号入力や顔文字入力、絵文字入力は、候補が一覧で表示され、ボディの左にある「表示/シャッター」ボタンと「メモ/調整」ボタンで次ページの候補を表示させられる。


サブメニューには「上書きモード」「記号入力」「顔文字入力(54種)」、co.jp、ne.jpなどを一括で入力できる「一括文字入力(10種)」、ステーションと連動した現在地を入力できる「位置情報入力」、「ペースト」「コピー」「カット」などの機能が用意される

 予測変換機能がサポートされていない点が残念だが、キーレスポンスは快適。また、ひらがな入力時にメールボタンを押すことで、全角カタカナ、半角カタカナ、全角数字、半角数字への変換が可能で、カタカナや数字混じりの文章を入力する際には便利だ。例えば「あ」を入力してメールボタンを押すと「ア」「ア」「1」「1」がでるといった感じだ。

 ユーザーメモリの容量はJ-N04から増強され、画像保存件数約300件、Java約60件、メロディ約100件、受信メール2000件、送信メール500件の保存が可能となった。画像保存件数はJava機能の搭載を見送って写メール機能を強化した「J-T07」(6月14日の記事参照)の500枚には劣るが、ほかの非パケット対応端末と比較するとデータ保存容量は多めだ。

  • ユーザーメモリ比較

項目J-N05J-N04J-SH08
画像約1.8Mバイト-約400K
Java最大60件最大15件最大約1Mバイト
受信メール2000件1000件1500件
送信メール500件200件400件

 新たに搭載されたのは、オブジェクトアイコン機能。メールや電話、ステーション情報などの着信があると、待ち受け画面に「着信あり」アイコンが表示され、決定ボタンを長押しすることで、着信した情報に素早くアクセスできる機能だ。


決定キーの長押しで着信状況を待ち受け画面で確認できる。それぞれの機能にはアイコンからアクセスできる

 待ち受け画面上からボタンの長押しと十字キー操作で対応できるため、操作に不慣れなうちでもアクセスしやすく、便利に利用できそうだ

背面液晶はテロップ表示に対応

 背面液晶は従来のメール着信や不在着信、時刻、相手の名前や電話番号の表示に加え、メール着信時の相手のメールアドレスや件名、Webやステーション着信時のタイトルが表示されるようになった。

 メールやステーションなどの着信があると、テロップで表示される仕組みで、あらかじめオフに設定しておくことも可能。メールのテロップ表示のみをオフにして電話の着信表示はオンにするなどといった細かい設定も行える。機能をオンにしている場合でも、一時的に着信情報を他人に知られたくない場合(ちょっと席を外す場合など)には、側面の表示切り替え/シャッターボタンを長押しすることで、時計表示固定への切り替えが可能だ。


着信情報のテロップ表示に対応。テロップは2回流れ、その後は「着信あり/メールあり」表示になる。件数は表示されない


背面液晶は、アナログ時計2種類、デジタル時計1種類から選べる。閉じているときに「表示切替/シャッター」ボタンを押すとバックライトが点灯


背面液晶のバックライトは12色+グラデーションから選択可能。メモリダイヤル登録時のオプションで個別の設定も行え、相手ごとの光分けもできる

 メインディスプレイは5段階の照明設定が可能。NECによれば、出荷時のパネル照明設定は3になっているといい、より明るい画面で閲覧したい場合は「メニュー」-「各種設定」-「照明設定」で切り替えられる。

 側面についている「表示切替/シャッター」「メモ/確認」の2つのボタンは基本機能以外の機能も割り当てられている。通話中のボリューム調整への対応は、話中に行うには便利。電源が入っていても電波を送受信しないよう設定するオフラインモードへの切り替えも、端末オープン時に「表示切替/シャッター」ボタンの長押しででき、携帯電話の利用が制限されている場所でいちいちメニューからたどらずに設定可能だ。

 「メモ/確認」ボタンは、携帯電話を閉じているときに押すと、着信状況を音声でアナウンスしてくれる。着信がないときには「電話もメールも来ていません」、着信があったときには「電話がありました、メールも来ています」とアナウンスされる。件数のアナウンスには対応していない。

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[後藤祥子, ITmedia]

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