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2002年7月11日　10:33 PM 更新

買い替えたい携帯電話、NECとソニーが健闘

今後携帯電話を買い替えるならNEC製──こんなインフォプラントの調査結果が明らかになった。ソニー製端末も未来シェアを大きく伸ばした

　インフォプラントが7月3日から5日にかけてインターネットユーザー500人を対象に行った調査で、買い替えを検討しているユーザーに人気が高いのはNEC端末という結果が出た。

メーカー別現状シェアと未来シェア

　現状シェアトップの松下通信工業が未来シェアを若干ながら減らしているのに対し、第2位のNECは未来シェアを約10％伸ばしている。「今後購入するならNEC端末」と考えるユーザーが多いことが見て取れる。ソニーも現状シェア7.8％ながら未来シェアは12.6％と今後に期待が集まっているようだ。

　NEC端末に替えたい理由として「NECが使いやすいといううわさ」「元々NECの機種が好きなので」といった声が聞かれる一方、「今はNECだがあまりにもみんなと一緒なので元々使っていた松下製に替える」という声もあり、人気の高さが仇になってしまう一面も垣間見られる。また、ソニーについては「ソニーなら何か奇抜なアイデアが付加されているかも」と斬新な機能を期待する声があった。

　カメラ内蔵端末をいち早くリリースしたシャープが未来シェアを減らしているのは少々意外。三菱電機も未来シェアを減らしているが、ドコモのメモリースティックDuo（6月3日の記事参照）内蔵カメラ付き端末のリリースが予定されており（6月19日の記事参照）、今後の調査で未来シェアを伸ばす可能性もありそうだ。

　回答者の年齢層は19歳以下が7％、20代が30％、30代が40％、40代が10％なかば、50歳以上が5％。男女比は男性が48％、女性が52％。

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[後藤祥子, ITmedia]

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