Mobile:NEWS 2002年8月27日 10:40 PM 更新

身近な人があなたのケータイを盗み見ている?

ケータイは“個人情報の宝庫”。発着信履歴、アドレス帳、メール、そしてWebアクセスの履歴……。あなたのケータイのプライバシーを守るテクニック、教えます

 テレビ朝日の人気バラエティ番組「ロンドンハーツ」で時々放映されている「ケータイ覗き見オンナ」というコーナーをご存じだろうか?

 「彼女が自分のケータイをどうもこっそりチェックしているのではないか?」と疑いを持つ男性が番組に調査を依頼。彼氏は自分のケータイをテーブルの上に置いたまま、10分程度で戻ると告げ「ちょっと用事を済ませてくる」と席を離れる。隠しカメラで残された彼女の様子をチェックし、置き去りにされた彼のケータイを手にとって開いたらアウト……という趣向の企画だが、なんとこれまでの放映では、ほとんどの女の子たちが彼氏のケータイを見てしまっているのだ!

 しかも罪悪感もためらいもなく、あっけらかんと見ているのには驚きを隠せない。

 以前、筆者が雑誌の取材でインタビューした20代の女性も、

 「彼氏のケータイ? 見るよ! 彼女だもん、あたりまえじゃん」と、さも当然のことのように言ってのけた。過去に浮気の前科があるので、再発防止のため……というのだが、それにしてもその開き直りぶりはコワイ。あなたの彼女も、もしかしたらあなたがちょっと席を外した隙にケータイをチェックしているかもしれないのだ。

ケータイのプライバシーを守るテク・着信履歴/発信履歴編

 女性がパートナーの浮気を疑う際に、まずチェックするのが、「誰かとケータイで連絡を取っているのではないか?」という点。

 発着信履歴をチェックすれば、すぐ分かってしまうとあって、“小まめに消している”という人も多いのでは? 最近の機種は、発着信履歴を一件ずつ消すことができるから、ヤバい相手との電話履歴は消してしまえばいいのだが、毎回毎回消すのは面倒。

 暗証番号でロックすることにより、発着信履歴の参照を不可にする機能を備えているのが「D251i」だ。ロック中に発着信履歴を表示しようとすると、設定により参照できない旨表示される。

 「P504i」(5月22日の記事参照)は「「メニュー」「8」「5」「4」+暗証番号」でリダイヤル表示を表示できないように、「(M855)+暗証番号」で着信履歴表示を表示できないように、それぞれ設定できる。

 「SO504i」には、発着信履歴のほかに、よく電話をかける相手をランキング表示する「発信頻度履歴」なるものまであるが、D251ii同様に暗証番号でガードすることができる。

 auの「A3011SA」や、「A3013T」などには発着信履歴のみをガードする機能はないが、ダイヤル発信制限機能を使うと、「ダイヤル発信機能制限あり」と表示され発着信履歴を参照することができなくなる。


S0504iのランキング表示と、ガード中のエラーメッセージ画面

 たいていの機種には、電話機能そのものを使えなくしてしまう「ダイヤルロック機能」が備えられている。電源を入れるたびに自動的にロックをかけてくれる「オートロック機能」を備えている機種も多い。いったんロックしてしまうと、暗証番号を入れない限り、救急時の通報(110番/119番)以外の発信はできないし、電話帳や発着信履歴参照もできないようになっている。

 万が一ケータイを紛失した際も、勝手に長距離電話をかけられてしまうなどの被害を防げるため、これを設定しておくのが一番安全なのだが、自分が電話を使う時もいちいち暗証番号を入力してロックを解除するのは結構面倒だ。

 やはり、守りたいデータだけを個別にガードできるきめ細やかな気配りのあるケータイのほうが使い勝手がよいといえるだろう。

ケータイのプライバシーを守るテク・電話帳データ編

 見られては困る相手の名前はすべて男名前で登録する……などというエピソードもよく聞くが、カンのいい女性なら不自然な男性名での登録には気付くもの。電話帳参照を禁止する機能はたいていの機種が備えているが、むやみに使うと「見られたら困るってことは、なんか隠したいことがあるのね」と勘ぐられ、かえって痴話げんかに発展しかねない。

 隠しておきたい電話帳データだけを隠すのに重宝するのが「シークレットモード」だ。電話帳データを登録する際に「シークレットデータ」として登録しておく。すると、暗証番号を入力して「シークレットモード」にしないと、そのデータは参照できなくなる。「シークレットモード」にしていない時に相手から電話がかかってくると「非通知設定」と表示される機種(P504i)や、番号のみ表示されて登録しておいた名前は表示されない機種(J-SH51など)がある。

 「F504i」の「プライバシーモード」は、電話帳・発着信履歴のロック、メールの非表示が設定できる(5月27日の記事参照)。「J-SH51」や「J-SH08」などは、シークレットモードに切り替えている際には画面右上にカギのアイコンが表示されてしまうが、F504iはプライバシーモードを設定しているかどうかは表示されないので安心?だ。


J-SH51(左)とSO504i(中)のシークレットモードのカギアイコン表示画面。「J-SH51」や「C5001T」(右)ではメニューからシークレットモードを切り替える

 ちなみに「シークレットデータ」として登録した相手からの着信は、名前が表示されずに番号のみ残る機種が多い。J-SH51の場合、シークレットデータに登録した相手から届いたメールも、相手の名前は表示されずメールアドレスのみとなる。シークレットモードに切り替えると、初めて登録した名前が表示されるのだ。(ただしメールアドレスから、相手が女性だと推察されてしまう場合もあるので、気を付けねばならないのは変わりない)。

ケータイのプライバシーを守るテク・メール編

 送受信したメールの保存BOXを見られてしまうのも困りものだ。電話帳データや発着信履歴なら、「仕事で連絡したんだよ」と言い逃れもできようが、“ラブラブ”な内容のメールを読まれてしまえば、ぐうの音も出ない。

 「J-NM02」の「メール禁止機能」はメールに関する一切の機能を使えなくしてしまえる。解除するには暗証番号が必要。P504iやSO504iには「メールセキュリティ機能」があり、送受信BOXともに暗証番号でロックがかけられる。

 ただしこれも、自分が届いたメールをすぐ読みたい時などに、いちいち暗証番号を入力するのは面倒くさいものだ。いったん解除した後、再度ロックをし忘れる……というのもありがち。

 N504iは送受信メールBOX全体にロックがかけられるほか、フォルダ別にもロックがかけられるので、見られたくないメールだけをガードできる。ただし、フォルダにロックがかかっていることはカギマークのアイコンで表示されてしまうので、またもや争いの火種になりかねないかも。

 F504iの「プライバシーモード」は、隠しておきたいメールの入ったフォルダの存在ごと非表示にできるので安心だ。


F504iのプライバシーモード。プライバシーモード解除時は表示されているフォルダが、設定後は非表示となる。M504iではロックをかけるとアイコンでガードしていることが分かってしまう

 また最新の機種には、過去に入力した文字を次回から変換候補として予測表示してくれる学習機能を備えたものが多い。メール作成時には大変役立つ機能だが、うっかりしていると過去に入力した単語から文章全体がばれることも。予測変換が便利なことで知られるSO504iは、これまでの学習機能をリセットできる。ヤバイ!と思ったら、残念ながら消去してしまうのが賢い。

 N504iは予測機能を使用しないように設定できる。ONに切り替えれば、これまで学習した機能はそのまま使えるから、彼女と会うときだけ切り替えておく……というのが用心深いかも。

ケータイのプライバシーを守るテク・スケジュール/ウェブアクセス編

 iモードなどのウェブアクセスの履歴や、スケジュールも、あまり他人には見られたくないプライバシー情報の1つだ。とりわけスケジュールにデートの約束(もちろん彼女以外の)を記録したままにしておいて、そこからバレてしまったなどといううっかりミスは避けたいもの。

 P504iには、ブックマークや画面メモをシークレットデータとして登録する機能もある。他人に見られたくないブックマークや画面メモは、シークレットモードにしておけば安心だ。

 「J-T07」(6月4日の記事参照)は「スケジュールロック機能」があり、設定しておくと暗証番号でガードしてくれる。A3013Tや、「A1012K」、D251iなどはスケジュールに関してもシークレットモードが利用できる。シークレットデータとして登録されたスケジュールは、このモードにしないと表示されない。A3011SAは、タスクリストもシークレット設定できる。

 iモード機種には「iモードロック機能」があり、自分以外の人間がiモードを使えないようにできる。解除するには暗証番号が必要。J-NM02は「ウェブセキュリティ機能」の設定で、暗証番号を入れないと使用できないようにできる。

 ケータイのぞき見をブロックする機能はますます進化していく。うまく使いこなせば、かなりガードはできるはずだ。

 が、最終的に女性が男性の浮気を確信するのは、そわそわとした態度や問い詰めた時に冷静にシラを切っているつもりで泳ぐ目線だったりもする。くれぐれもお気をつけあそばせ!



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[いちばゆみ, ITmedia]

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