Mobile:KEYWORD 2002年10月4日 03:15 PM 更新

JBlend【じぇいぶれんど】

アプリックスが開発した組み込み向けJava VM「JBlend」は、携帯電話向けとして有名。J-フォンやKDDIの端末では標準的に採用されており、既にJava搭載携帯電話の約半数に当たる1000万台に搭載されている

 JBlendは、アプリックスが開発した組込み向けJavaプラットフォームの総称である。JBlendを採用した製品は出荷ベースで既に1000万台を超えるという、デファクトスタンダードともいえる技術だ。

 中でも、携帯電話やPDAに組み込まれる製品は「microJBlend」と呼ばれている。これは本体のメモリがキロバイト単位の小さな容量でもJava環境を利用できるようにしたもので、現時点でJ-フォンとKDDIのJava携帯全機種に採用されている。また、ソニー・エリクソン製のNTTドコモ向け端末にも採用されている。

 Javaには携帯電話で利用するためのJ2ME CLDCという種類が存在するが、CLDC(用語)にはGUIが定義されておらず、そのGUI部分を担当するのがMIDP(用語)やiモードJava(DoJa)の役割になる。microJBlendそのものにも、MIDP用とiアプリ用が存在しており、前者がJフォンおよびKDDI向けのMIDP対応microJBlend、後者がNTTドコモ向けのiアプリ対応microJBlendと分類される。

 microJBlendはCPUやOSに依存しないのが特徴で、高機能なGUI構築とネットワーク対応をサポートする。特にアプリックスが開発した技術「KFTT」によって、KVMの動作スピードを従来比で250%に高速化させることに成功している。

 アプリックスのリリースによれば、JBlendは海外向けJava携帯としては初となる米Sprintの「SCP-4900」(三洋電機製)にも採用されたという。



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▼ JBlend【じぇいぶれんど】 (第1版)
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関連リンク
▼ JBlend
▼ アプリックス
▼ J2ME(Java2 Platform, Micro Edition)

[江戸川, ITmedia]

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