Mobile:NEWS 2003年4月17日 08:49 PM 更新

データ通信端末としての「J3002V」(1/2)

初のAirH" PHONE端末である「J3002V」は単体でのインターネット接続はもちろん、PCとは汎用USBケーブルで接続が可能とデータ通信端末としても大きな魅力を持つ。今回はデータ通信端末としての機能チェックを行う

 「J3002V」は単体でのインターネット接続機能を持ち、PCとは汎用USBケーブルで接続してデータ通信が行える。初期ロットには対応するUSBケーブルが付属しており(2月27日の記事参照)、所有しているユーザーの多くがこのケーブルも入手しているだろう。

 端末側はミニコネクタになるが、これはUSB規格で定義されたもので、デジカメ接続用として家電量販店やPCショップでも容易に入手できる。従来、5000〜7000円程度の通信ケーブルが必要だったことを思えば、PCと接続するためのイニシャルコストはかなり安くなった。

 延長ケーブルなどを利用すれば、PCから離れた位置に端末を置いて利用することもできる。筆者が以前「AH-F401U」のレビューで利用した5メートルの延長ケーブル(2002年10月の記事参照)を利用しても問題なくデータ通信は行えた。


中央が限定で付属となったUSBケーブル。短めのケーブルだがその分携帯性は良好で、もちろんこのケーブルで充電も行える。右は今回動作確認に用いた5メートルのUSB延長ケーブル


端末とケーブルはこのように接続する。普段コネクタはカバーされているが、頻繁にケーブルの抜き差しを行う人には邪魔だし取り外すこともできない。コネクタの保護の意味はあるのだろうが、いっそのこと取り外せる構造にもしてほしい

USBバスパワーでの充電をサポート

 最も注目なのは、USBバスパワーを利用しての充電をサポートしたことだろう。携帯電話の場合ACアダプタだけを携帯することも容易だし、サードパーティからも販売されている。ところがPHSではほとんどの音声端末が充電器とACアダプタが一体化しており、持ち歩きには適さない上、充電器の入手性も悪い。ようやく出先でも手軽に充電ができる製品が登場したことになる。

 ただしUSB接続での充電は満充電に18時間もかかる。これは出先でバッテリーがなくなって1から充電するためというより、「PCを携帯している人がこまめに充電する」「データ通信中のバッテリー消費を抑える」といった機能と見たほうが良さそうだ。もちろん長期間の出張時などなら就寝時にPCに接続して、PCを単に充電機代わりに利用するといった使い方もありだろう。

 では実際USBでの充電機能を利用しつつ、長時間のデータ通信を行うとどうなるのだろうか。3分に1度メールチェックを行う状態にしておき、満充電の状態からAirH"の32Kbpsパケットで8時間程インターネットに接続しっぱなしにしてみた。

 結果としては8時間経過してもディスプレイ上のバッテリー状態を示すアイコンは3つのまま。この状態で充電器に置いてみたところ、3分程で充電が完了した。つまりバッテリーはほとんど消費していなかったことになる。

 これならデータ通信専用端末同様の使い方ができそうだし、延々とインターネットに接続しっぱなしにするのも可能だろう。もちろんPC側のバッテリー消費は大きくなるわけだが、この点はデータ通信専用端末でも同様だ。

これは5時間30分程経過した状態。バッテリーゲージは3つのままだ

[坪山博貴, ITmedia]

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