市場はカラー端末にシフト〜携帯電話が好調なNOKIANOKIAは2003年第1四半期の決算を発表した。携帯電話事業が好調で、市場はカラー端末へのシフトが進み、マルチメディア機能への関心も高まっている
NOKIAは4月17日、2003年第1四半期の決算を発表した(4月18日の記事参照)。ネットワークインフラ事業は不調だったものの、携帯電話事業は順調に推移している。 売り上げの伸びが著しいのはカラーディスプレイのモデルだとNOKIAのCEO、Jorma Ollila氏はコメント。「Nokia 3510i」のカラーモデルは第2位の売り上げ製品に成長したことを挙げ、市場がモノクロスクリーンからカラースクリーンにシフトしたと分析している。 また2003年初めには携帯電話市場でカラースクリーンやマルチメディア機能の影響力が増大したといい、そうした機能を搭載した端末の開発/投入を進める方針だ。 同社では第1四半期に17機種の新しい携帯電話を発表している。同社が戦略端末と位置づける「Nokia 3650」(2002年9月9日の記事参照)は、動画撮影やビデオストリーミング機能を備えた端末。大きなディスプレイ、丸みを帯びたユニークな端末デザインが特徴だ。
また、音楽やゲームにフォーカスした「Nokia 3300」や「N-gage」(3月12日の記事参照)、開くとフルキーボードが現れるメッセージング機能重視の「Nokia 6800」(2002年11月5日の記事参照)も既に発表済みで、市場投入が待たれる。 米国市場向けにはTDMA方式のカラーモデルや米国市場向けGSM方式の新モデルのほか、7機種のCDMA端末モデルもラインアップ。CDMA端末の大半は第2四半期の出荷が予定されているという。 関連記事 CeBIT:Nokia、EDGE対応の「6220」、MP3再生可能な「3300」を発表 ドイツのCeBIT会場で、Nokiaは新端末を発表した。「6220」はEDGE対応のビジネスモデル、「3300」はMP3/AAC再生に対応したエンターテインメントモデルだ Nokia、モバイルゲーム機発表 Nokia、北米向けのデジカメ付き携帯新機種発表 Nokia、減収減益も携帯電話事業で相殺 関連リンク ニュースリリース [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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