ドコモ、Hutchison 3Gに出資NTTドコモは同社の20%出資会社である英Hutchison 3G UKに2億ポンド(約378億円)出資する。ドコモによれば今回の出資は、W-CDMAの早期展開に向けて出資先の価値向上を図るためだという。 FOMAの国際ローミングについては、チップローミング(UIMカードの差し替えで、海外でも同じ電話番号が利用できるサービス)を春に、端末ローミングが2003年秋目処といわれている(2002年12月の記事参照)。ただし端末ローミングを提供するには、相手国の事業者も3Gのサービスを開始していることが必要になる。 Hutchison 3Gは、既に3Gの試験サービスを始めており、8月にも本サービスが開始される見込み。NECがCeBITで、欧州Hutchison向けのW-CDMA端末を展示しているなど、端末の準備も進んでおり(3月13日の記事参照)、海外オペレータのでも比較的早期に3Gサービスが提供されると見られている。 関連記事 NECがPDA型W-CDMA端末を展示、欧州のW-CDMAも秒読みへ 延期が相次いでいた欧州のW-CDMAサービスに、明るい兆しが見えてきた。CeBIT会場でNECはハチソン向けのW-CDMA端末2機種を展示。欧州での3Gスタートに期待を寄せていた 高速版W-CDMA「HSDPA」とは何か 次世代のW-CDMAとして、高速パケット通信「HSDPA」という言葉がしばしば出てくるようになった。海外でHSDPAのデモを行ったノキアにHSDPA、およびW-CDMAとUMTSの違いなどを聞いた FOMAの逆襲が始まる?〜PDCとのデュアルも ドコモの新FOMA端末開発ペースはますます加速しそうだ。今回の新機種投入に続き、2003年春にはPDCとのデュアルモード端末、秋には国際ローミングにも対応させる。来年末には、PDC端末の機能をFOMAが上回ることになりそうだ 関連リンク ニュースリリース NTTドコモ [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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