Mobile:NEWS 2003年5月7日 03:26 PM 更新

KDDI、メールフィルター機能強化

迷惑メール対策の1つであるメールフィルター機能が強化され、指定受信と指定拒否の併用が可能になる。また、従来運用が難しかったISPからの自動転送も受信できるようになる

 KDDIおよびツーカーグループは5月7日、迷惑メールを防ぐ「メールフィルター」機能を強化すると発表した。従来、「指定受信機能」と「指定拒否機能」のいずれかしか選べなかったが、併用を可能にする。また、なりすましメールの設定だけを解除できるようにし、ISPからのメールの自動転送を受信できるようにする。実施は5月13日から。

 指定受信機能は、指定した相手からのメールを受信する機能。逆に指定拒否機能は指定した相手のメールを拒否する機能となる。併用が可能になったことで、「au端末からのメールのみ受信する設定にした上で、中でも特定のユーザーからのメールを拒否する」ことなどが可能になる。

 また、メールフィルター機能を利用すると自動的に設定されるなりすましメールの拒否については、「ISPからの自動転送メールとなりすましメールの見分けがつかないため、自動転送ができなかった」(KDDI)。今回、なりすましメールの設定のみを解除できるようにし、自動転送メールの受信も行えるようになる。


5月13日からの新メニュー


現行のメールフィルター機能メニュー



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[斎藤健二, ITmedia]

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