KDDIも迷惑メール対策。メールアドレスの変更も現在Eメールにおいては迷惑メールの被害の少ないKDDIだが,ドコモと同様の受信メールのブロックを開始する。Cメールへのスパムを完全に遮断することで,業者がEメールに矛先を向けることを見越した対策だ。
NTTドコモに続きKDDIも携帯電話の迷惑メール対策に本腰を入れる。12月13日,KDDI,沖縄セルラー(au),ツーカーグループは,迷惑メール対策として新たな防止策を追加すると発表した。
基本的にはドコモと同様1つは「大量な宛先不明メールの受信ブロック」だ。au,ツーカーが利用するすべてのメールシステムに関して,「多数の実在しないメールアドレスを含むEメールが送信された場合,ネットワークセンターにおいてメール受信を制限する」というもの。12月20日から実施される。 インターネットを経由して送信される全メールサービスが対象とされ,ツーカーの「SkyMessage E-Mail」も含まれる。 KDDIは詳細を明らかにしていないが,「基本的にはドコモの迷惑メール対策と同様のもの」(KDDI)(11月6日の記事参照)。 ただし,現在のところ迷惑メールはショートメッセージサービスである「Cメール」宛に届くことが多く,今回対策が行われるEメールには現在ほとんど届いていない。 KDDIは12月20日に,Cメール宛のEメール送信を中止することで,Cメールへの迷惑メールを防止する(9月18日の記事参照)。Cメール宛に送信できなくなることで,「Cメールに迷惑メールを送っていた業者が,Eメールに矛先を変えるのを見越して先手を打った」(KDDI)というのが,今回の対策の趣旨だ。
メールアドレスの変更も可能にまた迷惑メール対策の一環として,次世代サービス対応携帯電話では,メールアドレスの変更も可能になった。12月に発売された「GPSケータイ」「ムービーケータイ」(EZwebmultiコース)では,初期設定時にランダムな英数字のメールアドレスが自動割り当てされていたが,このアドレスの変更を1日3回まで可能にした。既に12月1日から実施されている。 ただし従来の「EZweb@mail」対応機種ではEメールアドレスは,変更はできない。
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