Mobile:NEWS 2003年5月7日 08:38 PM 更新

写真で見る、リボルバースタイルの「A5305K」

回転には意味がある──そんな発想から設計された京セラ製のau端末「A5305K」を写真で見ていこう

 5月中旬に発売予定の「A5305K」は、使い勝手とデザインの斬新さを両立させたリボルバースタイルを採用している。

 閉じた状態ではメインディスプレイが前面に配される設計。2.1型のディスプレイは、各種メニューの表示やカメラのファインダー、データ閲覧などの用途に利用できる。

 文字入力が必要な場面で液晶部を回転させると、ダイヤルキーが現れ、ちょうど折りたたみ型端末を開いたのと似た状態になる。そしてディスプレイには次の操作画面が表示される仕組み。写真を撮った後では画面が添付されたメール送信画面に、メール閲覧後にはメールの返信画面に、アドレス帳を検索した後にはその相手に通話──といった具合だ。

 このユニークな機構を備えたA5305Kを写真で見ていこう。


これが閉じているときのスタイル。ディスプレイは2.1型の半透過型CrystalFine液晶(MD-TFD)で解像度は132×176ピクセル。閉じた状態のままムービーや画像、GPS画面を表示させられるのはこのスタイルならでは


閉じた状態での操作は端末の左サイドに配されたシャトルキーとバックボタンで行う。シャトルキーは上下と押し込みができ、待ち受け画面で上に押すと着信履歴、下に押すと発信履歴が表示される。押し込むとメニューが現れる


閉じた状態と開いた状態では出てくるメニューが異なる。閉じた状態ではダイヤルキーを使わない機能だけが表示されるからだ。左が開いたときのメニュー、右が閉じた状態のメニュー


閉じた状態ではメールも閲覧中心のメニュー構成になる


カメラは背面にレイアウトされている。端末を閉じたままシャッターを開ければ、デジタルカメラスタイルでの撮影が可能。撮影補助用ライトの搭載は見送られたが、自分撮り用の鏡が付いている


閉じたまま撮影し、それをメール送信したい場合は液晶を回転させる。すると画面はデータが添付されたメール送信画面になり、相手先とコメントを入れればすぐ送信できる。送信先は送信履歴からも引用できる


閉じた状態でメールを読んで、返事を書きたくなったら液晶を回転。返信先が入力された画面になり、メッセージを入れて送信するだけ


閉じた状態で着信があった場合の表示(左)。シャトルキーの押し込みで確認できる。写真データはサムネール表示にも対応している(中)。閉じた状態でのメニューにはスケジュールも入っている(右)


液晶を回転させた状態は折りたたみ型を開いたのとさほど変わらない雰囲気


通話は閉じたままでも開いても行える


スピーカーの脇にあるのは周囲の明るさを検知するセンサ。周囲の明るさに合わせて液晶の明るさが自動調整される

撮影サイズは携帯とPCサイズの2種類。左が携帯サイズ、右がPCサイズ(クリックで生データ)


発表会参加者に配られたのは、鏡と液晶クリーナーが付いたA5305K型のケータイストラップ、中村獅童のクオ・カードそしてどら焼き。どら焼きに刻印されたリボルバーロゴが、京セラの気合いを感じさせる



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関連リンク
▼ 京セラ

[後藤祥子, ITmedia]

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