Mobile:NEWS 2003年7月22日 03:38 PM 更新

ケータイカメラ画質研究ラボ
色の鮮やかさ以外は最高ランク「F505i」(1/2)

富士通製の「F505i」が発売され、夏のメガピクセル端末が出揃った。色の鮮やかさは「SH505i」に及ばなかったものの、それ以外の要素では「505i最高峰」という評価だ。

 三菱電機製「D505i」(5月27日の記事参照)、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製「SO505i」(6月10日の記事参照)、シャープ製「SH505i」(6月25日の記事参照)に次ぐ505iシリーズのメガピクセルクラス端末が富士通の「F505i」(7月9日の記事参照)。指紋センサーが目立っているが、カメラ機能もなかなかのもので、厚さ21ミリのコンパクトなボディながら128万画素のCCDを搭載している。

高速起動がなによりうれしい

 F505iはヒンジ近くの中央部に小さなレンズを持つスタイル。レンズは35ミリ相当の画角でF3.6固定である。側面にはマクロモードと通常モードの切り替えボタンがあり、マクロ撮影モードにすると5〜10センチの近接撮影が可能になる。


 液晶を開くと、十字キーの右ボタンがカメラ起動に割り当てられている。それを押すか、メニューから[カメラ]→[カメラ機能]と選べばカメラが起動する仕組みだ。

 感心するのはカメラ起動の速さ。公称値が0.6秒、実測でも1〜2秒ほどで撮影可能になる。これは素晴らしい。「一番シャッターチャンスを逃がさないカメラ付きケータイ」だと言えるだろう。

 シャッターボタンはiモードボタンと側面にあるボタンの好きなほうを使える。横位置時や自分撮り時には側面のボタンが便利だ。

 撮影後の記録時間もSXGAモードのファインで撮った場合、内蔵メモリへの保存で約5秒、miniSDカードへの保存で約8秒で完了、次の撮影が可能になる。本職のデジカメに比べれば遅いが、ほかのカメラ付きケータイに比べると速いほうだ。

 なお、撮影後には自動保存するかどうかを選べる。上記の時間は自動保存の場合。自動保存をオフにした場合はほかのカメラ付きケータイ同様、保存するかどうかを尋ねてくる仕様だ。

屋外での画質はなかなかの優れもの

 このところ雨が降るでもなく晴れるでもなく、ただどんよりと雲だけが厚い天候が続いているのでなんとも冴えない写真しか撮れないが、F505iと同等のカメラスペックを持つ130万画素固定焦点携帯デジカメ、カシオ計算機製「EXILIM S1」(2002年6月発売)と画質を比べてみよう(6月24日の記事参照)。

 撮影モードはSXGA(1280×960ピクセル)で画質はファインにセットしてある。まずはいつもの象のすべり台から。

左がF505i、右がEXILIMで撮影(クリックで生データへ)

 実に肉薄した画質。カメラ付きケータイが劣る四隅の画質劣化も他機種に比べて少ないし、色もなかなか出ている。さすがにちょっと色が浅めだが、気になるのはそのくらいだ。ただディテールを見ると、特に遠景のディテールで負けている。

 続いて別のカットを。

左がF505i、右がEXILIMで撮影(クリックで生データへ)

 F505iのほうが黄色がややトビ気味なくらいだ。しかし、こうしたカットだと遠景の処理に大きな差がでる。

左がF505i、右がEXILIMで撮影(クリックで生データへ)

 EXILIMも小さなレンズに固定焦点なので遠景は得意ではないが、F505iは遠くの松の木がもやっとしていて不自然なほどだ。もうひとつ、白鳥の回りに黒い縁取りのような線が出てしまったのは残念。

[荻窪圭, ITmedia]

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