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2003年8月18日 03:20 PM 更新
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J-フォン、メールとWebが使える3G端末を投入
J-フォンは10月の3G新サービス開始に伴い、三洋電機製のW-CDMAとGSMのデュアル端末「V801SA」を投入する。この端末はドイツのCeBITで参考出展されていた。
J-フォンは3Gの新サービス「ボーダフォンライブ!」を10月から開始するにあたり(関連記事参照)、三洋電機製の新端末「V801SA」を投入する。ボディカラーはコズミックネイビーとギャラクシーシルバーの2色がラインアップされる。
V801SAは、W-CDMAとGSMのデュアル端末で、GSMは900/1800/1900MHzのトライバンド対応。アジアや欧州、オセアニアや北米など多くのGSM圏をカバーしており、海外に端末を持ち出して通話やデータ通信を行える。日本国内ではテレビ電話機能の「TVコール」を利用できる。
本体は大画面とコンパクトさを両立させる、スライド式を採用。液晶はQVGA対応の2.2インチTFT、カメラは31万画素CCDを2個装備する。本体前面には3Dステレオ再生対応の「TWINスピーカー」が搭載された。
三洋電機はドイツで開催されたCeBITで、この端末を参考出展(3月14日の記事参照)、「今年の第3、第4四半期を目処に市場投入する」など、通信キャリアへの納入見込みについて話していた。
なお販売チャネルや価格についてJ-フォンは「未定」としている。
| 端末名 | V801SA |
| メーカー | 三洋電機 |
| 通信方式 | W-CDMA(国内)、GSM(海外、900/1800/1900MHz) |
| サイズ | 51×108×26ミリ(折りたたみ時) |
| ディスプレイ | 2.2インチ26万色表示TFT液晶、240×320ピクセル |
| カメラ | 33段階の4倍ズーム可能な31万画素CCD×2個(動画撮影時は17段階2倍ズーム) |
| 着メロ和音数 | 40和音 |
| 外部メモリスロット | SDカードスロット |
| 外部インタフェース | 赤外線通信 |
| Java | 100Kバイトアプリ対応 |
| ボディカラー | コズミックネイビー、ギャラクシーシルバー |
| 最大データ通信速度 | 上り64kbps、下り384Kbps(W-CDMA方式のパケット通信時) |
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[後藤祥子, ITmedia]
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