Mobile:NEWS 2003年8月18日 03:26 PM 更新

海外から写メール〜J-フォン、3G新サービスを10月開始

J-フォンは第3世代携帯電話向けのボーダフォンライブ!を10月上旬から提供する。最大40秒のムービー写メールやWAP2.0にも対応したWebアクセスが可能。データの国際ローミングにも対応し、海外から写メールすることもできる。

 J-フォンは8月18日、第3世代携帯電話(3G)である「ボーダフォングローバルスタンダード」(VGS)の新サービスとして「ボーダフォンライブ!」を10月上旬から提供すると発表した。同社の3GサービスはこれまでメールやWebアクセスが行えなかったが(12月3日の記事参照)、これですべての機能の準備が整うことになる。

 新サービスを利用するには「V801SAや、それ以降に発売する機種が必要」(J-フォン)となっており(8月18日の記事参照)、従来機種のユーザーは買い換えが必要だ。

 他社の3Gサービスと比較した場合の最大のポイントは、海外でのデータローミング。音声通話だけでなく、メールやWeb閲覧、写メールを、日本にいるかのように利用できる。

J-フォンの3GでメールやWebが可能に

 メールはPDCで提供しているスーパーメールに準拠し、添付ファイル合わせて最大200Kバイトの送受信が可能。従来の12Kバイト(パケット端末)から大幅な拡大となる。広報部によると、Eメールアドレスの引き継ぎも可能。また従来同様、全角192文字までは受信料無料とした。

 3GPP準拠の動画フォーマットを使った、最大40秒のムービー写メールも可能となる(176×144/128×96ピクセル。MPEG-4/AMRでフレームレートは15fps)。ファイルサイズを調整すれば、J-SH53とも動画のやり取りが可能(7月7日の記事参照)。ただし従来のムービー写メールで使っているNancyフォーマットの動画は再生のみ可能となっている。

 Webは1ページのダウンロードサイズは200Kバイトと大幅に拡大した。従来の記述言語のほか、WAP2.0にも対応、Cookieも利用できる。また動画のダウンロードも行えるようになる。Javaアプリは、100Kバイトアプリ(J-SH53以外のパケット端末向け)が利用できる。MIDP2.0対応は見送られた。

メールやWebが海外でも利用可能に

 国際データローミングにも対応する。海外のローミング先事業者のGPRSネットワークを使い、写メールやムービー写メール、コンテンツ閲覧が可能。日本にいるのと同様にメールが送受信でき、国内向けのWebページを閲覧できる。

 当初データローミングが可能な国は、英国(Vodafone UK)、スペイン(Vodafone Spain)、ドイツ(Vodafone Germany)となっている。海外でのデータ通信利用は、1通信につき10Kバイトまでは、100円/10Kバイト、超えた部分については5円/1Kバイト。今後追加される国によっては料金が異なる場合がある。

 料金面ではTV電話通信料が引き下げられ、従来の1.8倍から音声通話と同額となる。ボーダフォンライブ!自体の使用料は月額300円でパケット料金は0.2円/1パケット。割引サービスは検討中としている。



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関連リンク
▼ J-フォン プレスリリース

[斎藤健二, ITmedia]

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