携帯市場、上期は予想以上に順調〜ドコモ立川社長ドコモの立川社長は会見で、「100万画素以上のカメラ搭載機種など各社がいい端末を競って出した」ため上期は予想以上に好調だとした。ただし年間では昨年の8割程度ではないかとしている。
NTTドコモの立川敬二社長は9月4日、会見の席で「上期は予想以上に順調だ。出だしは悪かったが、7月からいつものペース」だと、状況を説明した。 270万台を突破した505iシリーズが牽引役。好調の理由を、「100万画素以上のカメラ搭載機種など各社がいい端末を競って出した」と分析。FOMAも7月に発売した「N2102V」「F2102V」が順調で(6月16日の記事参照)、8月末時点のFOMA累計契約数は77万〜80万に達すると言う。2003年度は146万契約を予定しているが(5月8日の記事参照)、「今年度の計画は十分に達成見込み」だとした。 ただし年間で見た場合、「昨年並みというわけにはいかない。8割程度ではないか」と話した。 またFOMAの国際ローミングについては、海外のW-CDMA方式導入の遅れから、「欧州は今年はあきらめて2004年、米国は2005年」と見通しを明らかにした。ローミングの内容についても、「従来のローミングは音声だけ。これから問題になるのはiモードのようなデータと映像通信」だと話し、データローミングへ意気込みを見せた。
関連記事 2003年度、FOMA契約数目標146万〜立川社長 ドコモは決算発表の席で、2003年度のFOMA契約数目標を146万とした。現在33万の契約数を、毎月10万づつ上載せてしていく スペインでiモード開始。イタリアにiモードライセンス スペインでサービスが開始され、欧州でのiモード展開国は5カ国に。また香港のハチソンとの間で、3Gでの音声・データローミングの提供も合意した。 ドコモの海外戦略、また一歩前進 「私はFOMAと世界へはばたく」──こんなキャッチフレーズで登場したFOMAの国際ローミングサービス「WORLD WING」。まずは通話のみでサービスを開始、順次データローミングや3G同士のローミングなどサービスを拡張する 関連リンク NTTドコモ [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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