ハギワラ、FOMA用Bluetooth通信アダプタを開発中ハギワラシスコムは、PDAソリューションフェアにFOMA用Bluetooth通信アダプタを参考出展した。シリアル部に取り付けて使うもので、FOMAとPC間のワイヤレス通信を可能にする。
ハギワラシスコムは9月5日、PDAソリューションフェアにFOMA用Bluetooth通信アダプタ「F-access」(仮称)を参考出展した。12月に発売予定で、価格は未定。ハギワラシスコムでは1万円前後での販売を目指すという。
F-accessは、Bluetooth機能を搭載したFOMA専用の通信アダプタ。FOMAのシリアル部に差し込めば、Bluetooth機能を備えたPCやPDAとの間でワイヤレスインターネット通信が行える。通信速度は、同社のBluetoothモバイルアクセスステーション「B-portII」(8月20日の記事参照)と同程度の200Kbpsでの通信が行えるよう開発を進めているという。 通信時にFOMA端末のバッテリーを消費しないよう、デバイス内にリチウムイオン充電池を内蔵。Bluetooth Ver.1.1に準拠、Serial Port ProfileとDial-up Networking Profileをサポートしている。サイズは45×30×22ミリ、重さ40グラム。 2051シリーズ以降のFOMAはマルチアクセスをサポートしているため、対応するFOMAならデータ通信時に電話がかかってきた場合、データ通信を継続しながらの通話が可能だ。
ハギワラシスコムが発売に向け準備を進めていたメモリースティック型無線LANカード(3月28日の記事参照)は、10月中旬を目処に発売予定で、価格は1万円から1万5000円ぐらいになる見込みだという。
SDカード型の無線LANカードについては、今のところSD/IO対応機器が少ないこともあり、「発売時期は未定」(説明員)。市場ニーズを見ながら発売時期を検討するとしている。 関連記事 WIRELESS JAPANで見た“青の時代”本格到来の兆し “永遠の次世代無線技術”ともいわれていた「Bluetooth」が、いよいよ本格普及にむけて歩き始めた。WIRELESS JAPAN 2003の会場内では、“青の時代”到来の兆しを告げるBluetooth関連製品が数多く展示されている。 ハギワラ、メモリースティック/SDカード型無線LANカード発売 ハギワラシスコムは、メモリースティックおよびSDカード型の無線LANカードを今夏発売する。Bluetoothカードも同時に発売予定。 ひっそりとデビューしたcdmaOne向けBluetoothアダプタを斬る 知らぬ間にひっそりとデビューしたcdmaOne向けBluetoothアダプタ。PCやPDAとのワイヤレス接続でどれだけの威力を発揮するのかレビューしてみた。 関連リンク ニュースリリース PDAソリューションフェア ハギワラシスコム [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
最新スペック搭載ゲームパソコン
FEED BACK |