使いやすさにもこだわった「A1401K」(2/3)撮った後も快適だ。フォルダ管理は動画と同様、4コマずつのサムネイル表示に対応。表示は高速とまではいえないが、表示中でも表示処理をキャンセルしてスクロールやメニュー呼び出しなどのキー操作を受け付けるので、表示にそれほどいらいらさせられることはない。 PCモードで撮影した画像はディスプレイで拡大表示し、スクロールして全体を見渡せ、またケータイモードサイズへの変換や一部の切り取りもできる。
画質は33万画素クラスとしては「可もなく不可もなく」といったところ。PCモードでは明らかに周辺部の描写が甘く、レンズ収差からくるボケが見られる。光学系にそれほどコストもスペースも割けないカメラ付きケータイの典型的な症状だ。しかし樽型歪みも控えめで、悪くないほうだ。
通話やEメールといった「今どきのケータイ」としての基本機能もよくできている。例えば電話帳はインクリメンタルサーチに対応しており、一覧で[1]キーを押すと、「あ」、もう一度押すと「い」のフリガナの電話帳データが先頭にくる。これはすべての端末で対応してほしいぐらい便利な機能で、対応端末が増えてほしいところだ。
着信時にディスプレイ部を開いた場合の動作も設定できる。着信音やバイブレータの状態を継続するか、着信音だけを止めるか、完全にサイレント状態にするかといった設定が可能だ。開いただけで通話を始められる設定も用意されている。 マナーモードは側面のマナーボタンを押すと6種類(うち2種類はユーザー設定)から選択できる。長押しすると前回と同じ設定でマナーモードが設定される。
メールはA1013Kからさまざまな部分が改善されている。新着メールがあった場合には、フォルダ一覧で最新メールが振り分けられたフォルダにフォーカスがあたるようになった。これが余計なキー操作を減らしてくれる。
[坪山博貴, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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