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2003年9月30日 05:25 PM 更新
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J-フォン、外国の携帯番号を日本で使える「グローバルレンタル」開始
J-フォンは、訪日した外国人ユーザー向けの携帯電話レンタルサービス「ボーダフォン グローバルレンタル」を開始する。来日した外国人が自国で使っているGSM端末のSIMカードを使うこともできる。
J-フォンは10月1日から、訪日した外国人ユーザー向けの携帯電話レンタルサービス「ボーダフォン グローバルレンタル」を開始する。
J-フォンとローミング提携している海外事業者の契約ユーザーなら、自国で利用しているGSM端末のSIMカードをレンタル端末に差して使える。通話やショートメッセージサービス、パケット通信のローミングが可能で、パケット通信は自国で契約している事業者が提供しているサービスに準拠したものを利用できる。対応するのは海外79地域の110事業者。
貸し出し端末は、自国のSIMカードを利用するユーザー向けには「Nokia6650」、SIMカードを持たないCDMAユーザーやローミング協定未締結事業者ユーザー向けには「J-SA51」が用意される。レンタル業務はオーストラリアGSM Rentafoneの日本支社が運営する。
レンタルの際にはクレジットカードが必要。サービス開始時の受け渡しや返却場所は、成田空港第1ターミナル中央ビル5階「ビジネス&トラベルサポートセンター」と第2ターミナル3階「カードサービスカウンター」、関西国際空港旅客ターミナル4階「ボーダフォンカウンター関西国際空港」の3カ所。
また同日よりJ-フォンユーザー向けに、国際ローミング中でも「151」をダイヤルするだけで国際コールセンターへの問い合わせが可能になるサービスが提供される。サービス開始時に利用可能なのは英国、イタリア、ドイツ、オーストラリアのVodafoneネットワークとフランスのSFRネットワーク。対象地域とショートコードは順次拡大する予定。
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Bluetoothが携帯電話を変える?〜Nokia 6650
日本ではあって無きに等しいBluetoothだが、欧米では携帯電話への搭載がかなり進んでいる。欧州・Nokia製の「Nokia 6650」は、積極的にBluetoothを活用できる機能を持ちながら、J-フォンで利用できる端末だ。現在のところ日本語は利用できないが、携帯にBluetoothが搭載されると使い勝手がどう変わるのかをかいま見せてくれる。
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[後藤祥子, ITmedia]
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