NEC、中国市場に2.5世代端末3機種を投入NECは10月28日、中国市場に2.5世代の新端末3機種を投入する。いずれもカラーディスプレイのカメラ付き端末で、マルチメディア機能を重視したものだ。
NECは10月28日、今秋にも中国市場向けにカメラ付きの新端末3機種を投入すると発表した。 中国市場では大きくGSM方式とCDMA方式でのサービスが提供されているが、NECの3モデルはGSMを採用するチャイナモバイル向け端末となる。 いずれもカラーディスプレイを搭載したカメラ付きで、マルチメディア機能を重視した2.5世代端末。今年度後半には、よりバリエーションに富んだ商品展開を図る考えで、来春までに今回発表された3機種を含む10機種(カラーバリエーション展開を含む)を投入するという。
市場投入されるのは「N600」「N700」「N810」の3モデル。 N600は手書き入力に対応したビジネス向けハイエンドモデルで、30万画素CMOSカメラを搭載。26万色表示可能な大型ディスプレイは、スタイラスによる手書きの中国語入力が行える。 N700は、6万5000色表示の大画面と10万画素のCMOSカメラを装備した端末。アンテナ内蔵の洗練されたデザインで、撮影補助用ライト「Mobile Light」を備える。 N810は、既に発売中の「N8」「N800」のマイナーバージョンアップ版。10万画素CMOSカメラを内蔵し、前モデルを小型軽量化したものだという。 NECは中国市場向けモバイルインターネット端末として、2002年5月に「DB7000」を投入。以降「N8」「N800」の合計3モデルをリリースしている。 同社では、2002年から急速な立ち上がりを見せている中国市場向けに、デザインや商品コンセプト面で全く新しい世界初の携帯電話を開発する計画。QVGA液晶やメガピクセルカメラの搭載などハイエンドなスペックの製品群をリリースする予定だ。 なお同社は、2003年度末までの中国向け携帯電話の出荷目標台数を150−200万台としている。 関連記事 3G携帯電話など7分野の開発協力で日中韓が合意 情報通信分野の協力強化を目的とした第2回日中韓情報通信大臣会合が開催され、3G携帯電話など7分野について、研究開発を共同で行うことで合意した。 世界携帯電話販売台数、SARSの中国を除き好調 SRASの影響が懸念された2003年第2四半期の世界携帯電話市場。中国市場シェアトップのモトローラはシェアを落としたが、ノキアやソニー・エリクソンは好調だった。 中国大手キャリア、「BREWオンリー」から「Javaも併用」へ 中国のキャリアChina Unicomが、ゲームや着メロのダウンロード販売に、BREWに加えてJavaも採用する。この影響で、ほかのキャリアもJava採用の動きに出るかもしれない。 Siemens、中国メーカーと合弁企業設立 ルネサス、中国の3G端末向け技術開発でMCRと提携 [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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