パケ代を最大8割引き〜ボーダフォンの「ハッピーパケット」ボーダフォンは12月1日から、PDCのパケット対応端末向け割引オプション「ボーダフォンハッピーパケット」を提供する。月額2950円で、パケット通信料が8割引になる。
ボーダフォンは12月1日から、パケット通信に対応したPDC端末向けの割引サービス「ボーダフォンハッピーパケット」を提供する。 毎月一定額のオプション料金を支払うことで、写真やムービーの添付に対応したスーパーメール、Webアクセス、Vアプリダウンロードなどのデータ通信料金を割り引くサービス。定額分は全額が無料通信分として、パケット通信やスカイメール、音声通話料に充当される。 月額2950円で1パケットの通信料が0.06円になる「スーパー」、月額1200円で1パケットの通信料が0.1円になる「レギュラー」の2コースを用意。スーパーは、割引非加入の場合(0.3円/パケット)に比べて8割引きになる。 対象となるのは、料金体系統一後の全料金プラン。なお3GサービスのVodafone Global Standardの割引サービスについては別途発表する予定だという。
ボーダフォンが予定通りパケット割引オプションを打ち出したことで、3キャリアの割引が出そろった。
3社のパケット割引の違いのひとつは、無料通信料をパケット代以外にも使えるかどうかだ。ボーダフォンのハッピーパケットとFOMAのパケットパックは、余った無料通信料を音声通話などにも利用できるが、auの割引オプションはパケット料金だけが対象となる。また、パケット割に加入すると、月額基本料に含まれる無料通信料をパケット料金に利用できなくなる。 ボーダフォンによると、音声通話でもパケット通信でも先にハッピーパケットの無料通信料が充当され、最後に月額基本料金の無料通信料が使われる。これは「翌月に繰り越しできる分を後回しで使う」(ボーダフォン)ようになっているからだ。 割引率で見ると、ボーダフォンのハッピーパケットスーパーの割引率が80%と高いが、逆にいえば元のパケット単価が0.3円(auは0.27円、FOMAは0.2円)と割高だったせいもある。 とはいえ、2950円の定額料金でパケット単価0.06円は他社と比較しても安価。無料通信料を使い切れなくても音声通話などに充当できるのもいい。パケット対応機(J-5x、V500、V600)のみの対応とはいえ、これまで割高感のあったボーダフォンのパケット料金が変わり始めた。
関連記事 「J」から「V」へ〜端末の型番ルールを変えるJ-フォン J-フォンは、「J-0x」といった端末名称の決め方を変更する。JをVに変えるだけでなく、グレードを表す数字を頭に持ってくることで、機能の違いを明確にする。 J-フォン、パケット割引を12月導入〜グリーン社長 J-フォンのグリーン社長は12月にパケット割引を導入することを明言。3G端末の仕様についても、WAP/MMS対応とすると話した。各国のVodafoneで共通の端末やコンテンツを利用できるようにするのが狙い。 ボーダフォン、2004年10月までに3G端末6機種を投入 10月1日のブランド・社名変更に伴って開かれた社長会見で、ボーダフォンは3G端末の投入スケジュールや12月にパケット割引を導入することを明かした。3Gサービスの契約者数目標については「できるだけ早く100万契約に」と言うに留めた。 関連リンク ボーダフォン [斎藤健二&後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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