運転中の携帯電話利用、取締り強化へ〜警察庁警察庁は自動車運転中の携帯電話利用について、罰則を強化する方針であることを明らかにした。運転中の利用を警察が確認した時点で罰則の対象にする方向で道路交通法の改正を進める。
警察庁は自動車運転中の携帯電話利用について、罰則を強化する意向を明らかにした。 現状でも自動車運転中に携帯電話で通話を行った場合、3カ月以下の懲役又は5万円以下の罰金が課せられる罰則が設けられているが、交通の危険を感じさせた者に限られている。今後警察庁は、運転中の通話やメールの送受信を警察官が確認した時点で罰則の対象となるよう規制を強める考えだ。 警察庁は運転中の携帯利用に関する罰則強化について「総合的な交通事故防止対策の一環として、自動車運転中の携帯電話の使用の取締りのあり方について、道路交通法の改正も含め、検討を進めている」としている。 関連記事 運転中の携帯電話は重大事故の原因――ハーバード大調査 運転中の携帯電話利用による死亡者数は、米国で年間2600人に達するという。ハーバードリスク分析センターがこのほどまとめたもので、年間の被害総額は430億ドルに上る 「特に緊急ではない」話でも、運転中の携帯使用はやめられない? 危険性が指摘されて久しい運転中の携帯電話使用。米ニューヨーク州では、他州に先駆けて禁止法が施行されるという。 車社会の米国は運転中の「ながら携帯電話」も高率――米調査会社 車社会の米国では運転中の携帯電話利用率が多いことが米調査会社の調べで判明した。当然「ながら携帯電話」が原因の事故も多く、全米30以上の州で運転中の携帯電話使用を禁止する動きがあるという。 通話しながらの運転で視野は大幅に狭窄 関連リンク 警察庁 [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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