ケータイカメラ画質研究ラボ
|
標準モードだとかなりノイズが出るが、夜景モードにすると露出がアンダーめに抑えられて、なおかつノイズも減って(その分シャッタースピードが遅くなるので手ぶれしやすくなるが)黒が締まったいい感じの写りになっている。
ここでモバイルライトを照らしてみる。
ライチフルーツは「白」に近いノーマルな色。こんな風に白っぽく写る。全部で7色用意されているが、今回はブルーベリーで撮ったものを二つ目に用意した。シャープはモバイルライトの7色に果物の名前をつけているが、ブルーベリーは要するに「青」。光がよく当たる手前ほど青く写っているのが分かる。遠くまでは照らせないが、ちょっとしたお遊びとして楽しい。
最後におまけ。
椅子の下で寝ている猫を通常モードとマクロモードで撮影。椅子の下は暗がりなので増感されてノイズが出てしまっているが、カメラ付きケータイでこれだけ撮れていれば十分だろう。
保存に20秒近くかかるのはよろしくない
V401SHはこれまでのカメラ付きシャープ端末同様、発色が鮮やかで絵がきれい。ただデータサイズオーバーで記録できない場合があるのは問題だ。しかも記録にはけっこう時間がかかるので「何秒も待たされてこの仕打ちかよ」という気分になってしまう。
撮影してから「登録」と表示が変わるまでは約2.5秒。これは高速だ。ここでFキーを押すと保存されるのだが、その保存に(最高解像度でFINEの場合)内蔵メモリだと19秒、SDカードだと16秒もかかるのだ。これはちょっと待たされすぎ。「登録」と表示された時点でバックグラウンドでJPEG圧縮などを行っているらしく、上記の保存時間は「登録」と表示されてすぐにFキーを押した場合だ。押さないでじっと待っているとバックグラウンドで働いているので、Fキーを押した後数秒で保存が完了する。ともあれ、早いにこしたことはない。
ちなみに登録する前にメニューを表示させて、画質を変えたり(画像サイズ変更はできない)サムネイルをメールで送ったりという技も使えるし、登録中でもクリアボタンを押すとそこでキャンセルされるので「失敗した、撮り直そう」と思ったらすぐに作業を中断して次の撮影に取りかかれるのはせめてもの救いだ。
画質はいいのだから、保存がもっと高速になれば気持ちよく使えたのにと思うと残念である。
[荻窪圭, ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!