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運転中の着信、7割が“取る”
道交法の改正で、夏には運転中の携帯利用に罰金が科せられるようになる見込み。しかし現状、ドライバーの7割が、運転中の着信を“取ることがある”と答えた。
日本損害保険協会の調査から、ドライバーの7割が“運転中にかかってきた着信を取ることがある”と答えたことが分かった。
“取るときと取らない時がある”と答えたのは65.9%。“絶対に取らない”は27.3%で、“必ず取る”と答えたドライバーも6.8%いた。“絶対に取らない”と答えたドライバーは、女性が31%、男性が23.7%と女性のほうが多く、危険の認識度が高いという結果が出ている。
運転中の会話が引き起こす危険について、多く挙げられたのは、「前方不注意になった」で68.5%、次いで「集中力が低下した」が62.2%。運転中に携帯電話を使っているドライバーについては、8割が「危険」と感じている。
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警察庁が、運転中の携帯利用に5万円以下の罰金を課す試案を公開するなど、規制の機運が高まっているが、9割が規制強化に肯定的な見方をしている。“ぜひ規制を強化すべき”は50%、“まあ規制すべき”が41.3%。“あまり規制しなくてよい”は8%、“全く規制しなくてよい”は、1%に留まっている。
日本損害保険協会は、多くのドライバーが「運転中の携帯電話の禁止には規制が有効」としながらも、特に規制がない現状、着信に出ないようにするといった意識に乏しいと分析。運転中には電話に出ないよう、意識を変えるPRを進めるとしている。
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