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ドコモ、TIともW-CDMA・GSM/GPRSのワンチップLSI開発
ドコモはテキサス・インスツルメンツ(TI)と共同で、W-CDMAおよびGSM/GPRS方式に対応したデュアルモードのワンチップLSIを開発すると発表した。ルネサス テクノロジに続き、TIにも技術開発投資を行う。
NTTドコモはテキサス・インスツルメンツ(TI)と共同で、W-CDMAおよびGSM/GPRS方式に対応したデュアルモードのワンチップLSIを開発すると発表した。ドコモはTIに、2004~2005年の2年間で約55億円の技術開発投資を行う。
FOMA端末のグローバルな展開を目的としたもの。ドコモが持つW-CDMA技術と、TIのLSI製造技術、アプリケーションプロセッサ技術、GSM/GPRS技術を融合することで、チップセットのワンチップ化を図る。「『OMAP 2』とデジタル・ベースバンドとを統合した初の製品となる」(TI)。
同時に、LSIの低コスト化、低消費電力化も目指すという。「最終的に確定したわけではないが、1ユニットあたり数千円の価格低減を目指している。これにより、30~40%の価格削減につながる」(ドコモ広報部)。
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ドコモはルネサス テクノロジとも、W-CDMA・GPS/PGRS対応ワンチップLSIを共同開発すると発表している(7月12日の記事参照)。「選択肢は、多い方がいい」(ドコモ広報部)。
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