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ドコモ、1.5GHzのシティフォン終了へ

13万契約まで減ったシティフォンの新規受付が終了する。1.5GHz帯の再編をにらみ、ドコモはサービス終了の検討を進める。

 ドコモは7月28日、1.5GHz帯を使うシティフォン(関西地区ではシティオ)の新規受付を9月30日をもって終了すると発表した。現在13万契約あるシティフォンユーザーの利用動向を見つつ、サービス終了の検討を進める。

 シティフォンは東名阪を中心とする都市部など一部の地域で利用できる端末。通話料/基本料を安く設定したが、エリアの狭さなどから契約者は伸びなかった。

 ドコモは2xx/50xシリーズで800MHz帯を、FOMAで2GHz帯を使っている。また、211iシリーズ/504iシリーズ以降の端末(premini除く)が800MHzと1.5GHzのデュアル端末となっており、シティフォンが終了すると1.5GHz帯はデュアル端末での利用がメインとなる。

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 総務省が進める1.5GHz帯の再編意向に沿ったもので、今後総務省が出す基本方針に基づいて1.5GHz帯の利用を見直していく。

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