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FOMA、WINで使えるフルブラウザ「jigブラウザ」の秘密Inteview(3/3 ページ)

FOMA 900iシリーズや、Java対応のWIN端末などで使えるフルブラウザ「jigブラウザ」が話題を呼んでいる。開発者の福野泰介氏に聞いた。

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サーバ増強完了 登録順にダウンロード可能に

 FOMAやau端末で、ユーザーが自由に使える初めてのフルブラウザとあって、jigブラウザ提供サイトへのアクセスが集中した。

 10月1日の午後11時から2日午前2時頃まで、ブラウザ画面が表示されないなどの問題が発生していたが、現在は復旧している。また、ブラウザのダウンロードも、サーバの許容人数を超えたということで、一時停止されている。

 「ダウンロードも多かったが、PCからのアクセスが多くて混雑している状況になった。合計ダウンロードは2000数百だが、PCサイトの混雑と重なって、一時ダウンロードを停止。現在、サーバを大幅に増設して、今まさに設定が終わる。ダウンロードを待っている方が7000名近くいて、順に連絡している状況だ」

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ITmedia サイトの表示スピードが遅いという指摘がある。

 「通常の携帯の利用状況とはかけ離れたデータ通信量が発生するので、時間帯や場所によっては安定して通信ができなくなることがあったり、途切れたり、いろいろな状況が起きている。パケ・ホーダイは帯域制限がかかることもあるので、それも考えられる。また、サーバ増設とは別にハイスペックなサーバを用意して、ユーザーをそちらに移行することも考えている」

ITmedia 画像が出ない場合があるようだが。

 「1回に送るデータ量が多いので、混雑している状況では切れやすい。テキスト情報自体は圧縮するので小さいが、画像情報は何百Kバイトかあるので、50Kバイトずつに分断して送っている。画像情報が正常に受信できないといったん通信が止まってしまうので、そのため画像が出ない場合があるようだ」

ITmedia 利用していると、かなりバッテリーが減るという指摘がある。

 「通信をするので、ドラクエなどよりも電池は持たない。Javaの負荷は消費電力にあまり関係ないようだが、通信をたくさんすることが、電池消費の一番の原因になっている。(利用できる時間は)通話とほぼ一緒だと思う。通話していると思って(jigブラウザを)使ってほしい」

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