FOMAやWIN端末にダウンロードできるフルブラウザが登場した。
jig.jpは10月1日、FOMA 900iシリーズ、au 1X WINシリーズ向けに、Javaを使ったフルブラウザ「jigブラウザ」の販売を開始した。HTML4.0(一部除く)をサポートし、PC向けサイトのほとんどを閲覧できる。
PCで表示されるレイアウトをそのままに表示する「パソコンモード」のほか、画像を縮小し携帯画面で見やすい「ケータイモード」の2種類のレイアウトを用意した。
大きな特徴は、速度とインタフェースだ。Javaベースでありながら、組み込みのブラウザを凌ぐほどのスクロール速度を持つ。また、「N900i」などに搭載されている「ニューロポインタ」や、「F900iT」に搭載されたタッチパネルにも対応し、矢印によるマウスと同感覚での操作が可能になっている。
PC向けサイトの閲覧は、大量のパケットが流れるため、同社はパケット定額制との組み合わせを勧めている。ただし、ブラウザとサーバの間でデータを圧縮してパケット量を減らす仕組みも備えている。Yahoo!のトップページをjigブラウザで表示した場合、パケットパック非加入のFOMAで約100円の通信料金。レイアウトを変更し画像データの圧縮をオンにすると、約50円となる。
jigブラウザの料金は月額1050円、または年間契約6090円。クレジットカードや銀行振り込みで支払う。同社Webページから、無料のデモ版をダウンロードできる。同社は、今後3年間で100万人の会員加入を見込んでいる。
対応機種は、FOMA 900iシリーズ、およびauの「W11H」「W11K」「A5403CA」「A5406CA」「A5407CA」。
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