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三菱、記録400万画素CCDカメラモジュール
三菱電機は自社開発のCCDセンサを使った、4M記録のカメラモジュールを開発した。
三菱電機は11月10日から、記録画素400万画素の携帯向けCCDカメラモジュールのサンプル出荷を開始すると発表した。オートフォーカス機構も備える。最大記録サイズは2304×1728ピクセル。
量産は2005年3月から。月産70万台規模で生産し、サンプル価格は2万1000円。
CCDは自社開発の「スーパーCCD」を使った。富士写真フイルムのスーパーCCDハニカムと同様に、記録画素数は有効画素数の2倍となる。有効画素数は1152×864ピクセル(約199万画素)×2と表現している。
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サイズは、22.8(幅)×12.2(高さ)×11.4(厚み)ミリ。重さは3グラム。平均消費電力は580ミリワット。
同社は6月に、スーパーCCDハニカムを使って200万画素カメラモジュールを開発。自社製品への搭載実績があった。
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