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FOMAのテレビ電話、シンガポールへの接続が可能に
NTTドコモは11月2日より、シンガポールとの間で国際テレビ電話の接続サービスを開始する。国際テレビ電話のローミング接続は、シンガポールが3カ国目。
NTTドコモは10月25日、シンガポールのSingapore Telecommunications(シングテル)が提供している3Gサービスの端末とFOMAとの間で、国際テレビ電話が接続可能になると発表した。FOMAから国際テレビ電話で接続できるのは、イギリス、香港に加え、シンガポールが3カ国目。
サービス提供は11月2日(火)午前0時を予定しており、FOMAの「WORLD CALL」サービスを契約しているユーザーが対象となる。シングテルはW-CDMA方式で3Gサービスを展開中。接続先は当面、シングテルが提供するトライアルサービスのモニターユーザーのみとなる。
利用方法は、「『009130』をダイヤル」-「国際電話識別番号『010』をダイヤル」-「シンガポール国番号『65』をダイヤル」-「通話相手(シングテル端末)の番号をダイヤル」-「テレビ電話モードで発信」。
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通信料金は54円/10秒。通信料金は10秒単位で計算され、契約の料金プランに関係なく適用される。無料通信分、ボリュームディスカウントなどのFOMAの割引サービスの対象外となる。
なお、現在日本国内で、国際テレビ電話サービスを展開しているキャリアはNTTドコモのみだが、欧州7カ国で3Gサービスを展開しているボーダフォンも、国際テレビ電話ができるように検討中だ。
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