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ドコモ、iモードメールにヘッダ情報付加

iモードメールの末尾にヘッダ情報を付加できるサービスを始める。迷惑メール対策の一環。

 NTTドコモは1月7日、インターネットからiモード宛に送られたメールにヘッダ情報を付加するサービスを3月24日から開始すると発表した。メール本文の末尾に追加される。サービスの料金は無料だが、ヘッダ分のパケット料金はかかる。

 ヘッダ情報とは、メールがどのような経路をたどって届いたかを示すもの。これを解析することで、迷惑メールを受信した際などに送信元の特定に役立つ。

 ボーダフォンやKDDIはヘッダ情報をPCや携帯サイトなどで閲覧できるサービスを提供していたが(2004年3月8日の記事参照)、ドコモは依頼のあったメールに関してフロッピーディスクにヘッダ情報を入れて送付するサービスに限っていた。これは申し込みから閲覧までに約10日間かかることや、ヘッダ情報を取得できる期間が7日間に限定されていた。

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 サービスの申し込みは、「オプション設定」-「メール設定」-「メール受信設定」-「その他の設定」-「メールヘッダ情報受信設定」。

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