速報
他エリアに先駆け、ウィルコム沖縄がスタート
DDIポケットと沖縄電力が1月25日から、他エリアに先駆けて「ウィルコム沖縄」の営業をスタートさせた(2004年12月の記事参照)。
沖縄電力は2004年11月に、アステル沖縄を2005年1月31日付けで解散すると発表(2004年11月の記事参照)。その後DDIポケット共に、共同出資による新会社「ウィルコム沖縄」を設立し、PHS事業を継続することで合意していた。
アステル沖縄からの移行ユーザー、3万数千人には日本無線型Air-EDGE PHONE端末「AH-J3003S」が無償提供され、25日からはアステル時代と同じ電話番号のまま新端末を使えるようになった。
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DDIポケットは、2月2日から社名をウィルコムに変更(1月18日の記事参照)。最大256Kbpsのつなぎ放題で月額1万2915円という高速データ通信サービス「AIR-EDGE[PRO]」の提供や(1月18日の記事参照)、ビジネスソリューション事業の強化、プラチナ世代向け端末の開発などを戦略として打ち出している。
1月29日からは、キャンペーンキャラクターに村上隆さん、森山直太朗さん、荒俣宏さんを起用したテレビCMを展開する(1月24日の記事参照)。
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