DDIポケットと沖縄電力は12月13日、共同出資で「ウィルコム沖縄」を設立すると発表した。アステル沖縄の事業は同社に譲渡され、2005年1月25日からウィルコム沖縄のPHSサービスがスタートする見込み。
新会社の資本金は1億円。資本構成は、DDIポケットが80%、沖縄電力が20%となる。社長には、NTT沖縄支店副支店長などを務めた経歴を持つ仲里朝勝(なかざとともかつ)氏が就任する見通し。
アステル沖縄とDDIポケットは、11月末に共同で新会社を立ち上げることに合意していた(11月30日の記事参照)。
関連記事
- アステル沖縄、DDIポケット子会社に事業譲渡、解散へ
新会社を設立して、そこにアステルのPHS事業を譲渡する。新会社には、DDIポケットが8割を出資する予定。 - アステル沖縄、DDIポケットと提携で撤退を回避
DDIポケットとアステル沖縄は、2005年1月をめどに沖縄県内でPHS事業を共同展開することで合意した。沖縄では、アステルユーザー向けサービスが存続することになる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.