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“音”がウリの「W31K」、CMOSカメラの実力はケータイカメラ画質研究ラボ(3/3 ページ)

京セラ初の着うたフル端末「W31K」は、使いやすさに配慮したフレンドリーデザインモデル。“音”にこだわったというW31Kのカメラ性能は?

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 ではロウソクの灯下の暗いところでテストだ。

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 ナイトモードでもあまり差は出ず。CMOSセンサー独特のざらついた感じやダイナミックレンジの狭さが出てしまった感じだ。

 でも、暗くてもそれなりに写っており、「W21K」(2004年9月の記事参照)からはかなり改善されている。

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 前モデル「W21K」の作例。左が通常撮影、右がライトを点灯させて撮影

 最後はマクロ。

 マクロモードで撮影

 15センチくらいの距離で撮影。マクロだと色もしっかりしていて悪くない写りだ。

“ちょっと前のCMOSセンサーカメラ”という印象

 以前に比べると、携帯カメラに搭載されているCMOSセンサーもクオリティが上がって、“やがてCCDからCMOSセンサーへと移行するだろう”といわれている。

 しかしW31Kに関しては、“一世代前のCMOSセンサーによる画像”という印象。暗いときは全滅に近かったW21Kに比べればよくなっているものの、CMOSセンサーを採用していてももっとしっかりした写真を撮れる端末もある。いくらカメラ機能をウリにした端末でないとはいえ、2005年の最新端末なら、もう少しがんばってほしいところ。

 使い勝手はシンプルで悪くないだけに、ちょっと残念な結果といえよう。

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