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「SH901iS」貫禄のランクイン――PENCKが9位に浮上携帯販売ランキング(5月30日~6月5日)

ひさしぶりの“大型新人”「SH901iS」が販売開始された。ランキングに入れるか。auは「PENCK」がここにきてランキングに浮上した。

 先週、ひさしぶりに“大型新人”といえる新機種が発売になった。NTTドコモの「901iSシリーズ」の先陣を切って、6月3日に「SH901iS」が全国発売されている。同じシャープ製のFOMA「SH901iC」は初登場で6位にランクしていたが(2004年12月10日の記事参照)、901iSのほうはどうだろうか。

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 ドコモは、「N901iC」が引き続き首位。ライバルの「P901i」は先週の3位から巻き返して2位に戻ってきたが、トップ獲得はならなかった。

 ランキングの注目は、やはりSH901iS(右写真)だろう。初登場で見事、5位にランク入りした。これより上にあるのは4機種、901iシリーズ2機種と700iシリーズの一番人気「P700i」、それに根強い人気の“らくらくホン”こと「F672i」。こうした端末をさらに抜き差って、順位を上げられるだろうか。

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 auのランキングは、このところ安定した強さを見せる“セキュリティケータイ”こと「A5509T」が1位。その下には、WIN対応かつフレンドリーデザインを実現した「W31K」と、音楽ケータイこと「W31S」が付けている。

 興味深いのは、9位に入った「PENCK」(左写真)だ。同機種は「au design project」の端末で、一般受けはしないという見方もあった。実際、これまではランキングに登場してこなかったが、今週に入り12位から9位に浮上。さらに上を目指せるか。

 ツーカーのランキングは、特に変化がない。1位が「ツーカーS」(右写真)、2位と3位が「TT32」「TT31」で、いつもどおりの展開。

 4位と5位が入れ替わり、6位と7位が入れ替わりで、機種の顔ぶれも先週と全く同じ。特に、これといって書き立てるようなトピックもないようだ。

 ボーダフォンのランキングは、少し動きがあった。「V603SH」(左写真)と「V603T」のライバル同士の争いで、今週はV603SHに軍配が上がったようだ。先週トップのV603Tは、2位に転落した。

 少し意外な動きをしたのは、10位の「802SH」。先週の3位から、ストンと落ちてしまった。7位の「V102D」はプリペイド端末の「enjorno」。3G端末がランキングに顔を出すようになってからしばらくランク外にいたが、ここにきて復帰してきた。

 今週から、新機種ラッシュが始まる。特に動きの大きいのがドコモで、「P901iS」「D901iS」「F901iS」とハイエンド3機種が立て続けにリリースされた。ボーダフォンも、発売がやや遅れ気味だった「902T」が明日発売になる。来週のランキングをどれだけ荒らしてくれるか、楽しみだ。



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