「W32SA」が怒涛の進撃――「V501T」もトップ10に浮上:携帯販売ランキング(7月11日~7月17日)
auランキングに異変が。新興勢力「W32SA」が初登場で上位にランクインしている。ボーダフォンは、「V501SH」に続いて「V501T」もトップ10に入ってきた。
先週は、auのハイエンドWIN端末「W32SA」が全国一斉発売された。アナログテレビとFMラジオに対応し、FMトランスミッター機能も搭載と多機能端末だが、初登場ランク入りできるか。
ドコモは、先週トップに立った「P700i」(右写真)が2週連続の1位を獲得。2位もパナソニック モバイル製「P901i」だが、3位には先週6位だった「N901iC」が浮上してきた。4位もNEC製「N901iS」で、“N”端末の意地を示している。
以下は、比較的エントリーモデルにあたる端末が多くランクインしている。トップ10内に700iシリーズが3機種入っているほか、“らくらくホン”ことF672iも健在。ハイエンドでは、「SH901iS」が8位に踏みとどまっている。
auランキングに“新興勢力”が現れた。先週発売のW32SA(左写真)が勇躍、トップを獲得している。先週まで長期政権を築いていた「A5509T」は、2位に落ちてしまった。
以下は、3位~5位が「W31x」端末。やはり多機能の「W31T」は、3週続けて3位となった。なおトップ10圏内はハイエンドばかりでなく、エントリーモデルとして、「A1404S」「A1404SII」「A5511T」などの姿も見える。
ツーカーのランキングは、特に変化なし。「ツーカーS」(右写真)は不変の1位で、2位もおなじみの「TT32」。1位~5位まで先週と同じになった。
6位~10位は細かく順位が変わっているが、基本的には先週と同じ顔ぶれ。メーカー別に見ると、東芝製を表す“TT”端末が4機種、京セラ製を現す“TK”端末がツーカーSを合わせて5機種となっている。
ボーダフォンランキングは、上位に大きな変化なし。1位から5位までが先週と同じで、新機種「V501SH」は5位から順位を上げられなかった。
注目は、6位に飛び込んできた着ぐるみケータイ「V501T」(左写真)。16日に全国発売されたこともあり、先週13位からランクアップした。ちなみに、先週トップ10に入れなかったとはいえ「関東・甲信エリアのみ販売」の11日時点で13位につけていたというのは、勢いを感じさせるデータだ。
今週も、新機種が発売された。21日からドコモの700iSシリーズ「F700iS」が店頭に並んでいる。来週の販売ランキングに影響を与えるか、注目だ。
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