新春のランキングは？　「702NK II」が浮上、「W33SA」は失速：携帯販売ランキング（12月26日～1月1日）

　先週は、年末年始につき販売ランキングはお休み。というわけで今週は、1週間隔が空いてのランキングとなる。休みの間に記事にしなかった週がはさまった格好だが、トップ10がどう変わったか。

　なお、先々週（12月19日～25日の週）に新たにリリースされた端末としては、ドコモの「Music Porter II」やボーダフォンの3G端末「804SH」などがある。804SHなどは一部地域での発売になるが、トップ10に顔を出せたか。

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　ドコモは、大きな変動はなし。先週、今週と「N901iS」が1位だった。2位が「P901iS」なのも2週前（＝前回記事）と同じ。3位は、先週の4位から1つ順位を上げた「SH902i」（右写真）となった。全体に、動きの少ないランキングとなっている。

　902iシリーズの順位は、今週はSH902i以下「P902i」「N902i」「D902i」という順番となった。一時は上位に残るなど健闘していたD902iだが、ジワジワと順位を下げてきている。

　auのランキングは、1位がフルブラウザ搭載のおサイフケータイ「W32H」。これは2週前と同じだ。ただし、年末時点で2位にまで上がっていた3G新機種「W32T」が4位にまで後退している。

　ワンセグ対応で注目された「W33SA」（左写真）は、初登場で6位と好位置につけた以降はふるわない。先週の段階で9位に落ち、今週も9位と足踏みが続いている。ここから巻き返しとなるか。

　ツーカーのランキングは、トップが不安定になっている。2週前の時点では「TT51」がトップだったが、先週の段階で陥落。48×48ドットの「超デカ文字」を採用した「TK51」（右写真）が代わって首位に立ったが、今週の段階で5位に転落している。

　今週のトップは、「TK41」。18.8ミリという薄さが特徴で、サブディスプレイとカメラを搭載した京セラ製端末だ。

　ボーダフォンは、先週ついに3G端末「803T」が首位を獲得した。今週も3G端末が首位なのは変わらずだが、機種は異なっている。今週の段階で、「703SH」（左写真）が上昇してトップに躍り出た。803Tは2位に沈んでしまった。

　やや注目の動きをしたのは、“スマートフォン”タイプの新機種「702NK II」。初登場でトップ10入りとはいかなかったが、先週の段階で9位に上がっていた。ただし、そこからさらに上へ上がる……とはいかなかったようで、今週は10位とひとつランクを落としている。

　今週、新たに発売された端末はなし。新機種ラッシュが続いていたが、ようやく一段落の感がある。ただし、JATEを通過した端末のラインアップを見る限りでは（JATE通過情報参照）、そろそろ各キャリアとも春モデルを発表する頃だと推測できる。2006年も多くの新機種を期待したい。

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