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HDDケータイ「W41T」、分解してみました
国内初のHDD搭載携帯として注目を集めたKDDIの東芝製端末「W41T」。気になる中身を見てみた。
4GバイトのHDDを搭載した音楽携帯「W41T」(東芝製)の販売が2月9日から始まった(2月7日の記事参照)。Mobile編集部でも端末を入手したので、HDDがどんな風に実装されているのか、中を開けてみた。
裏面の外装はネジ4本で固定
東芝製の0.85インチHDD「MK4001MTD」は、裏面のHDDロゴの下に位置している(1月19日の記事参照)
。まずは裏面のカバーを開けた。
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ベースバンドチップなどが実装された基板は、小さなツメでボディに固定されている。基板を外すと、ダイヤルキーのメンブレンスイッチと一緒に外れる。HDDは金属製のシールドで覆われ、シールドごと基板とスイッチ部に+ネジで止められている。このネジを取るとスイッチ部を分離でき、基板とHDDだけになる。
厳重に保護されているHDD
開発者インタビュー(1月25日の記事参照)でも紹介したように、W41TではHDDをゲル状の衝撃吸収材で包み、さらにシールドケースで保護している。インタビューの際には簡単なイラストでの紹介しかできなかったが、改めて実物を見てみると、かなり厳重に保護されているのが分かる。
衝撃吸収材は所々に凹凸や穴があるが、これはHDDの四隅やスピンドルモーター、磁気ヘッドの基部など、重要な部分と対応している。単純に全体を覆っているわけではなく、適切に衝撃を分散させる仕組みだ。
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