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富士通とユニアデックス、auビジネス携帯「E02SA」をサポート
富士通とユニアデックスは、KDDIが3月6日に発表したビジネス携帯「E02SA」を両社のサービスでサポートすると発表した。
KDDIと富士通は、富士通が提供している企業向けのIPテレフォニーシステム「CLシリーズ」および「IP Pathfinder」と、無線LANを搭載したKDDIのビジネス携帯「E02SA」を組み合わせたサービスの提供へ向けて協業を行うと発表した。
富士通のIPテレフォニーシステムは、無線LANを搭載したデュアル端末を利用するモバイルオフィスのサービスを提供している。社内ではVoIPを用いた内線電話、外出時には携帯電話として使えるようにするシステムだ。そのサービスでE02SAも利用できるようにし、ユーザーに端末の選択肢を提供する。また、BREWアプリケーションの開発や提供も行う。富士通は「OFFICE FREEDOM」認定パートナーとしてサービスを展開する。
またユニアデックスも、KDDIと協業し無線IP電話サービス「AiriPワイヤレスIP電話ソリューション」でE02SAをサポートする。このサービスでは、内線電話やイントラネット端末としてE02SAが利用できるようになるほか、オフィス内ではアクセスポイントの位置から、外出先ではGPS機能の位置情報から社員の所在位置確認なども可能になる。また、社内電話帳システムとの連携機能なども用意している。ユニアデックスも富士通同様OFFICE FREEDOMの認定パートナーとしてサービスを提供する。
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富士通、ユニアデックスともサービスは7月から開始予定で、アプリケーションの提供のほか、端末の販売と保守も行う。
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