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SO902iが突然の墜落――ワンセグ需要か? W41Hが上昇、804SSも携帯販売ランキング(3月27日~4月2日)

ドコモのランキングで、SO902iが暗転。トップの座から滑り落ちた。ボーダフォンランキングで、804SSが上昇している。

 3月25日に、ボーダフォンの「804SS」がリリースされた。先週は集計の都合上、2日の販売成績しか反映されなかったが、今週になってランキングを上げられたか。先週初登場でトップをとった「SO902i」が、今週もトップの座を守り続けることができたかも気になるところだ。

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 ドコモのランキングに、異変があった。先週トップのSO902i(右写真)が、なんとわずか1週で転落。10位にまでランクを落とした。そもそもの人気がなくなったのか、品薄の状態で販売成績がふるわなかったのかまでは分析できないが、残念な結果となった。

 変わってトップに返り咲いたのが、「SH902i」だ。SO902iにトップを奪われるまでは首位の座にあった端末で、1週で復活してくるあたり実力を感じさせる。同じ902iシリーズでは、「P902i」も先週8位からジャンプアップして2位につけた。

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 auは、依然として「W41CA」が強い。初登場以来“1位以外を知らない”という珍しい端末だが、どこまで連続トップの記録を更新できるか。2位は「W41K」(左写真)で、このところ上位の常連となっている。鏡面仕上げの背面ディスプレイが印象的な端末だが、一定の評価を集めているようだ。

 少し面白いのは、「W41H」の動き。先週10位から、今週6位へと順位を上げている。4月1日にワンセグの本放送が開始されたが、このタイミングでワンセグ対応機の需要が高まったのだろうか。ちなみに、同じくワンセグ対応の「W33SA」も、先週6位から4位へと確実に順位を上げている。

 ツーカーは、1位が先週と変わらず。プリケーセット対応の「TK51」(右写真)で、永らくツーカーランキングの王座に君臨している。ツーカーランキングはかつて「ツーカーS」が長期政権を築いたが、いまや完全にプリケーセット対応TK51が後継者となった。

 ちなみに、そのツーカーSは先週9位から4位にまで上昇。トップ10の中で下位に落ちることもあるが、そのたびに粘り強く再上昇してくる。

 ボーダフォンランキングは、音楽ケータイこと「803T」が安定した強さでトップ。2位の「V604SH」も先週と同じだ。以下、3位と4位は入れ替わり。

 多機能のハイエンド端末「904T」(左写真)は、8位→7位→6位と順位を上げており、一歩一歩階段を上っている感がある。なお、ランキングの新顔として804SSも登場。実は先週の時点でも11位に入っており、今週になって2つ順位を上げて9位にランクインした。

 今週は、明日土曜日に“モバHO!ケータイ”こと「MUSIC PORTER X」、とPDC端末の「P506iCII」が発売される。MUSIC PORTER Xなどは特徴のある“企画端末”だが、ドコモのランキングに食い込めるか注目だ。



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