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疾風怒濤「SO902i」、向かうところ敵なし――「W41K」は後退携帯販売ランキング(3月20日〜3月26日)

ドコモのランキングに、衝撃が走った。話題の端末「SO902i」が、初登場で相当な高順位を記録している。auランキングでは、「W41CA」の独走態勢が崩れない。

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 先週は、ドコモから話題のFOMA新機種「SO902i」が発売になった。発売を待ち望むユーザーも多かったようだが、勢いをつけて初登場ランク入りなるか。auからは、「B01K」がリリースされている。ただしこちらはビジネス用途の端末で、販売ランキングに顔を出せるかは微妙だ。

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 ドコモのランキングに、衝撃が走った。“最後の902iシリーズ端末”ことSO902i(右写真)が、なんと初登場で1位を獲得。ソニー・エリクソン初のFOMAということで、ユーザーからどのような評価が下されるか注目されたが、まずは絶好調な滑り出しとなった。ちなみに、ドコモのランキングで初登場1位をとった端末としては過去に「N901iS」「P901iS」がある。

 先々週にトップをとり、先週もトップで順調かに見えた「SH902i」は、SO902iの勢いに抵抗できず。一気に4位まで転落してしまった。なお、NECのデザインケータイ「N702iD」は先週から1つ下がって7位で、このあたりの順位を行ったり来たりしている。

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 auは、「W41CA」(左写真)が首位をキープ。こちらも2月中旬に“初登場1位”を記録して以来、auランキングで無敵の強さを誇っている。過去に「neon」や「W41K」が2位の位置まで上昇し、W41CAの地位をおびやかしたこともあったが、継続して1位を譲らずにいる。

 今週の段階で、neonは7位までランクダウン。また先週2位だったW41Kも、3位と一歩後退してしまった。なお、W41Kに入れ替わって2位に上がってきたのは「A5518SA」。“アクティブなティーンをターゲットにした”とうたう1X 端末(2月7日の記事参照)だが、WIN端末が上位を固める中に割って入ってきた。

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 6月30日で新規受付が終了することが決まったツーカーは、1位が先週と変わらず。プリケーセット対応の「TK51」(右写真)で、こちらもツーカーランキングでは長期政権を築いている。2位と3位は入れ替わりで、「TT51」が2位に浮上してきた。

 先週4位に急浮上した「TT32G」は、10位にまで転落。TT32Gとはゴールドのカラーリングを採用した「TT32」のことだが、ここにきてジェットコースターのように順位を変動させている。

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 ボーダフォンは、背面に操作キーを備えた音楽ケータイ「803T」(左写真)が1位。803Tも、1位で安定してきた。2位には「V604SH」で、先週4位からのランクアップ。2位以下はV604SHと「903SH」「V502T」が細かく順位を入れ替える展開が続いている。

 多機能のハイエンド新機種、「904T」は先週8位から1つ順位を上げて7位に。ジワジワとランクアップしているが、一足飛びでトップ3に食い込む……という展開にはならなかった。全体にボーダフォンのランキングは、3Gの新機種が上位に上がるまで時間がかかる傾向がある。

 今週は、ボーダフォンから薄型で話題の「804SS」が発売された。国内で実績のないサムスン電子端末だけに販売成績がどう出るか読みにくいが、ボーダフォンランキングをかき回すことを期待したい。



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