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写真で解説する「W44T」(2/2 ページ)

東芝製端末「W44T」は、スリムなボディーにBluetoothや赤外線、3.2Mピクセルカメラなど、数々の機能を凝縮しているのが特徴だ。

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好きなイヤフォンが付けられる付属のBluetoothレシーバー

 付属のBluetoothレシーバーは、およそ単4乾電池2本分の大きさだ。ステレオミニプラグを備えているので、付属のイヤフォンのほか、自分のお気に入りのイヤフォンを使うこともできる。Bluetoothのバージョンは1.2に上がり、従来W41Tでサポートしていたプロファイルに加えて、通常のA2DPに対応している。独自拡張を行ったA2DPは、今回は搭載していない。

 なお、Bluetooth利用時の連続再生時間は約14時間。19時間というのはイヤフォンを端末に直結した場合の連続再生時間なので注意が必要だ。また、他社のBluetoothヘッドフォンは音楽再生用には利用できない。SCMS-Tを用いて著作権保護を行っている関係もあって、基本的に付属のレシーバー以外での利用は想定していないという。


W44Tに付属するBluetoothレシーバーとイヤフォン。イヤフォンはステレオミニプラグで接続してあるだけなので、簡単に好みのイヤフォンと交換できる。W44T本体のイヤフォン端子にも接続できるよう、ステレオミニプラグと平型コネクタを変換するケーブルも同梱される
再生/一時停止キーの長押しでペアリングを行い、認識されればすぐに各種の操作が可能になる。再生キーを押せばW44Tの本体側でau Music Playerが起動し、音楽再生が始まるほか、曲送り、曲戻しとボリュームの調整がレシーバー側で行える。背面には、ポケットなどに引っかけやすいようクリップが付いている
上部に3.5ミリのステレオミニプラグを備える。動作には単4乾電池が1本必要で、約5時間の連続動作に対応する

東芝オリジナルのデスクトップメニューを搭載

 ソフトウェア面での進化点としては、まず待受画面に登録しておける待受ショートカットを独自の「デスクトップメニュー」に変更した点が挙げられる。もともとau端末は待受画面にさまざまなショートカットを配置しておけたが、デスクトップメニューではより多くの機能やアプリが登録できるようになったほか、カーソル操作に合わせてアイコンが動くインタフェースを採用した点が目新しい。ディスプレイを外側にした場合は、側面のスクロールキーで操作できるよう、メニューが縦表示になるのもユニークだ。

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待受画面下に表示されるデスクトップメニューは、左右にスクロールさせて項目を選択する。5つはあらかじめ設定されている。登録できるのはクイックアイコンか機能のいずれかになる
デスクトップメニューには「クイックアイコン」が自由に登録できるほか、各種アプリケーションのショートカットも設定できる。よく使う連絡先やアプリ、機能に簡単にアクセスできるので便利だ

音楽再生時の情報表示に対応した待受画面も用意しており、写真のように曲名とアーティスト名を表示することが可能。画面はBluetoothレシーバーを利用して音楽を聴いている状態で、画面上には「Wireless」と表示されている。

 もちろん東芝端末おなじみの着せ替え画面機能もサポートされており、画面表示用フォントの変更も可能だ。

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