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「N902i」の画面が真っ白になる不具合など2件、ソフト更新で対応

ドコモは「N902i」のソフトウェア更新を行うと発表した。音楽再生中にTV電話を発信するとディスプレイが真っ白になる場合がある事象などを修正する。

 NTTドコモは6月22日、「N902i」で2種類の不具合があることを発表した。ソフトウェア更新で対応する。

 1つは「ミュージックプレイヤー」で音楽を再生しているときに発生する可能性がある不具合。ミュージックプレイヤーで音楽再生中にテレビ電話の発信をすると、再生している曲のデータ容量などによって、ディスプレイが真っ白になる場合があるという。「操作のタイミングなどにもよるため一概にはいえないが、数100キロバイト以上の音楽データを再生しているときに発生しやすい」(ドコモ広報部)という。

 もう1つは背面のアシストキーを使ってメールの読み上げを行い、一時停止したあと読み上げを再開するとき、ディスプレイにニューロポインターを表示させると端末が再起動する場合があるという不具合だ。再開するときにニューロポインターを垂直に押し込めば問題はないが、少しでもニューロポインターを動かすとカーソルが表示されるため、この現象が起こる可能性があるという。なおアシストキーを使わずにメールの読み上げを行った場合やニューロポインターが表示されない場合、ニューロポインターを使っていない場合にはこの問題は発生しない。

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 6月20日現在、N902iは約91万台が出荷されており、そのすべてが対象となっている。ソフトウェアの書き換えには12~15分程度かかり、その間は通信ができない状態になる。

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